モデルで女優の中条あやみが、日本テレビ系バラエティ番組『アナザースカイ』(毎週金曜23:00~)のMCを卒業することが8日、明らかになった。29日の放送が最後となる。

  • 今田耕司(左)と中条あやみ=日本テレビ提供

中条は、宮尾俊太郎、LIZA、長谷川潤、岸本セシル、瀧本美織らのバトンを受け継ぐ形で、2016年10月、番組史上最年少として5代目MCに就任。自身にとっての初レギュラー番組だったが、約2年半、計121人分のアナザースカイをMCとして体験した。2年半という期間は、今田耕司と組むこれまでのMC陣としては最長だ。

卒業について、中条は「来週もスタジオに行ってしまうんじゃないかなってくらい実感がなく…(笑)、私にとって『アナザースカイ』はそれぐらい日常になっていた番組でしたし、2年半、多くの方々のお話を聞くことができたのはとても貴重な経験となりました。今田さんはじめ、スタッフさんも皆さんが優しくて、こんなに温かい現場ってめったにないんじゃないかなと思うので、すごく寂しい気持ちもありますが、今後はいち視聴者として『アナザースカイ』を楽しみにしています」と心境をコメント。

印象残った回を聞かれると「伊達公子」を挙げ、「一度現役を引退したにもかかわらず、復帰し、挑戦し、そして多くの人に愛されて…そこまで至るのには並大抵の努力じゃ不可能だと思うので…。私も伊達さんみたいに強い女性になりたいと感じました」とのこと。この番組を通じて「『私はこれがしたかったんだ』『私はこういうことが好きで、こういうことが苦手なんだ』と、人の考え方を通して自分自身を見つめることができました」と、成長を実感したそうだ。

中条のラスト回となる29日の放送は、今田と共に韓国へ。それぞれ1人で韓国入りした後に合流し、現地を堪能する。

4月からは日テレ系ドラマ『白衣の戦士!』で、水川あさみと共に主演を務める中条。「今後ともモデル、女優業に励みたいと思いますし、何よりお世話になった『アナザースカイ』のスタッフの方々に、『中条あやみと仕事してたんだよ』と自慢してもらえるような誇らしい大人になれたらいいなと思っています。いつかまたゲストとして出演させていただきたいですし、これまで『アナザースカイ』を見てくださった方々に成長した姿を見せれるよう、これからも頑張っていきますので、これからも『アナザースカイ』と合わせて応援をお願いいたします」とメッセージを寄せている。

なお、後任のMCは後日発表される。