JR西日本は6日、おおさか東線の全線開業(3月16日)を迎えるにあたり、ラッピング列車を運行するほか、「はじまる、つながる、奈良の旅 おおさか東線全線開業記念」キャンペーンの開催に合わせて「おもてなしイベント」を実施すると発表した。
おおさか東線全線開業をPRするラッピング列車は、普通列車に使用される予定の201系の窓ガラスと車体側面に、おおさか東線全線開業の告知シールと奈良をイメージしたイラストを貼付。2月26日から当面運転とされ、新大阪~放出間では3月16日の開業まで試運転列車としても運転している。
このラッピング列車はおおさか東線新大阪~久宝寺間をはじめ、関西本線(大和路線)奈良~JR難波間、桜井線(万葉まほろば線)奈良~高田間、和歌山線王寺~高田間でも運転されるという。
「おもてなしイベント」は3月16日の11時から12時30分まで、奈良駅コンコースにて開催。おおさか東線からの直通快速2列車が奈良駅に到着する場面では、JR西日本と地元自治体が一体となり、奈良県内のマスコットキャラクター7体や観光大使などによる出迎え、横断幕を持っての出迎え、奈良キャンペーンパンフレットや地元自治体のノベルティ配布などを予定している。
同日の13時から約30分間、法隆寺特別企画「管長または執事長による特別法話などキャンペーン限定企画」も実施。聖徳太子の心を伝える仏教のふるさと「法隆寺」の地で、「和」の尊さを学べる稀少な機会として、法隆寺寺務所内にて大野玄妙管長または古谷正覚執事長による「特別法話」が行われる。