ディップはこのほど、サイコロLab.において実施した「オトナの勉強実態調査」の結果を発表した。調査日は2018年12月15日、有効回答は20~59歳の就労者301人。

  • 就労者に聞いた普段の学習時間(全体)(出典:サイコロLab.「オトナの勉強実態調査」)

    就労者に聞いた普段の学習時間(全体)(出典:サイコロLab.「オトナの勉強実態調査」)

普段の業務時間外における情報収集や学習に使う時間を聞くと、「0分」が31.23%で最多。以下、「30分程度」が28.57%、「1時間程度」が19.60%、「3時間以上」が10.96%、「2時間程度」が9.63%と続き、全体の3割超が学習時間を確保できていないことが明らかになった。

雇用形態・役職別に学習時間をみると、1時間以上の学習時間を確保している割合は、「課長職以上」が最も多く64%。次いで「係長職以上」が44%、「一般社員」が36%、「契約・派遣」が32%、「アルバイト」が29%となった。

会社の捉え方による普段の学習時間を比べたところ、「会社風土は変化するもの」と思っているグループでは、「0分」が20.7%、「30分」が36.0%、「60分」が23.4%、「120分」・「180分以上」が各9.9%だった。

一方、「会社風土は変化しないもの」と思っているグループでは、「0分」が39.5%、「30分」が23.3%、「60分」が18.6%、「120分」が11.6%、「180分以上」が7.0%となり、「会社風土は変化するもの」と思っているグループの方が学習時間をより確保していることがわかった。