近畿日本鉄道は27日から、会員登録してスマートフォンやパソコンで特急券の購入などができる「近鉄電車インターネット予約・発売サービス」の画面を大幅にリニューアルする。
2001年3月から実施している「近鉄電車インターネット予約・発売サービス」は、購入した特急券を駅で受け取ることなく乗車できることから好評となっており、現在、1日約2万人に利用されているという。2月27日5時30分からリニューアルされ、サービス提供時間は5時30分から23時45分までとのこと。
今回のリニューアルでは、検索画面のデザインを一新し、DX車両などについては車内やシートを画像で確認できるとともに、色・フォントの変更で見やすくするなど視認性を向上させた。シートマップ画面では番号をタップすることで好みの座席を選択できるようにしたほか、列車内のトイレ・喫煙室の位置が確認しやすくなっている。
一方、利用者が少なかった「前回予約と同じ列車を購入」「特急券クイック購入」「簡単アクセス登録」機能は廃止に。携帯電話(フィーチャーフォン)に関しては、インターネットホームページを閲覧できる機能を持ったものは引き続き利用可能だが、「iモード」「Yahoo!ケータイ」「EZweb」からの利用については、利用者の減少および通信セキュリティ上の観点から2019年8月末をもって取扱いを終了する。