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【この記事のエキスパート】
フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

フードスタイリスト・料理家:江口 恵子

ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。

雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。

講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。


パンに塗ったりケーキに添えたり、彩りとおいしさを手軽に味わえる「イチゴジャム」。砂糖不使用でカロリーオフが期待できる商品だったり、ゴロゴロした果肉感が特徴の商品だったりと、メーカーによってもこだわりがさまざま。この記事ではおいしいイチゴジャムの選び方とおすすめの商品を紹介します。

パンやお菓子に!
イチゴジャムの魅力と栄養素を紹介

出典:Amazon

甘みたっぷりで美味しいイチゴジャム。おいしいだけでなく「ポリフェノール」「食物繊維」「メラノイジン」などの栄養分も含まれるんです! そのほか、甘さ控えめの糖質オフ、カロリーオフ、砂糖なしの商品なら、ダイエット中の方でも食べやすいですね。

パンに塗るのはもちろん、ケーキに添えたり、クッキーなどお菓子作りに、料理のソースにと多用途に使うことができるおすすめの食品です。

スーパーやコンビニでも買うことができますが、通販では原材料にこだわったものや保存料などの添加物が入っていないものなど、たくさんのイチゴジャムがあるので、ぜひ探してみてください。

イチゴジャムの選び方

ここからは、おいしいイチゴジャムの選び方のポイントを紹介していきます。

糖度の違いで選ぶ

出典:Amazon

イチゴジャムはイチゴと砂糖を煮込んで作るのが通常の作り方ですよね。イチゴジャムの糖度の違いで味わいが変わりますので、しっかりとおさえておきたいポイントです。最近ではあえてイチゴの味を生かすために甘さ控えめの商品や、砂糖を使用していないものも増えてきていますので参考にしてみてください。

「高糖度・中糖度」のイチゴジャム

糖度とは、砂糖がどれだけ加えられているかの割合です。日本ではJASが糖度40%以上をジャムとして定めているため、「40%~」を基準として考えるとわかりやすいです。

さらに日本ジャム工業組合によって「中糖度」であれば値が55%~65%未満、「高糖度」であれば値が65%以上と定められています。近頃は健康意識が高まり、国内で生産されているイチゴジャムでも低糖度や砂糖不使用のものが多くなってきているので、高糖度のものを見かけることは少なくなってきました。

糖度が高くなることでジャムの日持ちが長くなります。長く楽しみたい方であれば糖度が高いイチゴジャムを購入するのがおすすめ◎

「低糖度」のイチゴジャム

「低糖度」は砂糖の割合が40%~55%未満のものと定められています。

甘さ控えめなので、そのままパンに塗って食べるのでも十分おいしいのですが、生クリームと併せてケーキに添えれば、少し酸味の効いた甘さ控えめのスイーツにもなります。お菓子作りに適した糖度といえるでしょう。

「砂糖不使用」のイチゴジャム

少しでも体への負担を減らしたい、カロリーだけではなく甘味の質にもこだわりたいという方は、砂糖不使用の無糖ジャムタイプがおすすめです。

砂糖を使わないジャムは、砂糖の代わりにフルーツの果汁を加えて煮詰めて作っています。あと味がスッキリしていて甘味がいつまでも口の中に残らないのが特徴。

製法の面からも保存性からも糖度だけを単純に下げることは難しいため、しっかり甘味がありつつもさっぱりとあと味があるジャムが多いですよ。満足感もしっかりあります。

賞味期限内に食べきれるサイズで選ぶ

イチゴジャムは未開封なら長期保存できますが、開封するとカビが繁殖しやすくなるため、賞味期限よりも前に食べきりましょう。とくに低糖度だとカビが生えやすいので気をつけてください。食べきる目安開封してからは約1~2週間です。食べる人数や頻度を考えて、使い切れるサイズを選びましょう。

また先述したように高糖度は賞味期限が長く、カビも生えにくいです。ストックを買うときの参考にしてくださいね。

イチゴジャムの形状で選ぶ

イチゴジャムの形状は大きくわけて2つ。イチゴのゴロゴロ感が味わえる「プレザーブスタイル」か口あたり滑らかな「ゼリー状タイプ」。お好みに合わせて選べば美味しく食べれます。

果肉のゴロゴロ感が味わえる|プレザーブスタイル

ごろっとした果肉の食感をしっかり味わいたいなら、「プレザーブスタイル」がベター。果実そのもの、あるいは大きめの果肉片を残したジャムです。

プレザーブスタイルの表記がなくても、果肉感を味わえるかどうかを知りたいときは、口コミやレビューをチェックしましょう。ウェブ検索やSNSでのコメントを探し、自分が好む食感かどうかもあわせて調べるといいですね。

なめらかな舌触りなら|ゼリー状タイプ

比較的糖度が高めなイチゴジャムであれば、ゼリー状タイプが多いです。プルンとした舌ざわりはパンにのせればベストマッチ! お菓子作りの際にも水分が少なめなので使いやすいですよ。

イチゴ以外の原材料・添加物の有無で選ぶ

イチゴジャム選びではその原材料を確認して購入するのも大事です。

健康を意識するなら|無添加・無着色のものを

健康志向の高い方であれば保存料・着色料などの添加物を使用していない商品を選んでみましょう。イチゴ本来の素材の味を楽しめますよ。ただ無添加のイチゴジャムは製造にコストがかかってしまうため、その分お値段が少し張ってしまうかもしれません。

ここで覚えておいていただきたいのが、すべての添加物が体に悪い影響を与えるわけではない、ということです。イチゴジャムの原材料の中によく見かけるのが添加物の一つである「ペクチン」。ペクチンは種や実と皮の間に含まれている部分のことで、一緒に煮ることでとろみがつきジャム特融のトロっと感を出してくれます。ペクチンが入っていない商品であれば、さらりとした食べ応えになります。好みに合わせて選んでみましょう。

さっぱり食べたいなら|酸味料をチェック

出典:Amazon

イチゴ自体の糖度と酸味の差もジャムに影響しますが、使われている酸味料(クエン酸)やレモン汁の量によってもジャムの酸味が変わってきます。

酸味がしっかりあるさっぱりしたタイプや、酸味がほとんどないまろやかなタイプがあります。好みもありますが、一緒に食べる素材との相性も考えて選ぶことで、ジャムのおいしさをより楽しむことができます。

国産ブランドか海外ブランドかで選ぶ

カルディや成城石井で買えるイチゴジャムや、定番のアヲハタは人気のイチゴジャム。国産と海外産、ブランドによっても味わいが違うのでそれぞれの特徴をおさえておきましょう。

国産ブランドのイチゴジャム

出典:Amazon

日本のイチゴは、糖度が高く香りも良くてとてもおいしいと、世界的にも有名です。そのイチゴを旬の時期に収穫してジャムにした国産ブランドのジャムは、海外ブランドのものより甘さが控えめ。フレッシュな素材感を感じられるものが多いのが特徴です。

海外ブランドのイチゴジャム

出典:Amazon

海外ブランドのジャムは瓶のデザインがかわいらしく、おしゃれなものが多いですよね。パン食文化の歴史が長いことから、パンやバターに合う仕上がりになっている傾向があります。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)