JR四国ワープ高知支店は6日、「湘南色」の愛称で親しまれているJR西日本岡山電車区所属の近郊形電車115系300番台(3両編成)を使用した、3月10日出発の日帰り募集型企画旅行を発売すると発表した。

  • 宇多津駅に到着する「湘南色」の115系300番台(イメージ)

ツアーでは、定期列車で運行中の岡山~琴平間に加え、予讃線の高松~観音寺間にも入線し、香川県内のほとんどの電化区間を走破する。ツアー特製掛紙付き弁当や特急停車駅の通過運転など、見どころや楽しみが満載のツアーとなっており、今年3月16日のダイヤ改正で岡山電車区所属の115系による四国定期乗入れが終了するため、貴重なツアーともなっている。

商品名は「瀬戸内オレンジ&グリーンの銘車紀行 vol.2 さよなら本四直通MT54! 115系300番台湘南色でゆく 最後のさぬき☆うっろうろ号ツアー」で、出発日は3月10日。岡山駅から観音寺駅・高松駅・琴平駅を経て岡山駅に戻る行程となっている。2月7日12時から販売開始し、JR四国ツアーのウェブ予約サイトやワープ高知支店店頭、または電話にて申込みを受け付ける。

  • 115系300番台の内装。往年の内装をとどめるシートピッチ未改良セミクロスシート(イメージ)

募集人員と旅行代金は、モータ付き車両のボックスシートを利用する「モハプラン・クロス」が募集人員65名で大人7,000円・こども5,500円、モータ付き車両のロングシートを利用する「モハプラン・ロング」が募集人員25名で大人7,500円・こども6,000円、モーターのない車両を利用する「クハプラン」が募集人員35名で大人6,500円・子ども5,000円となっている。