ライボは2月4日、エンジニアの転職に関する市場調査の結果を発表した。調査期間は2019年1月21~24日、調査対象は転職活動の経験がある「JobQ」登録会員、有効回答は203人。

  • エンジニアの転職回数

これまでの転職回数を尋ねたところ、エンジニア以外は「1回」が半数近い47.0%、次いで「2回」が19.7%、「5回以上」が15.4%、「3回」が11.1%、「4回」が6.8%との結果に。一方、エンジニアは「1回」が40.4%、「2回」が29.8%、「4回」と「5回以上」が同率の10.6%、「3回」が8.5%と続き、計59.5%が2回以上転職を経験していた。

転職活動開始から内定するまでの期間は、エンジニア以外では「3カ月未満」が46.5%で最多、次いで「3カ月以上6カ月未満」が30.6%、「6カ月以上1年未満」が15.9%、「1年以上」が7.0%。それに対し、エンジニアは「3カ月以上6カ月未満」が42.9%と最も多く、以下、「3カ月未満」が41.1%、「6カ月以上1年未満」が10.7%、「1年以上」が5.4%と続いた。

転職エージェントや転職サイトなどの転職サービス以外で活用した手段を聞くと、エンジニア以外は「会社の採用ページへの直接応募」が36.4%、「人の紹介」が30.7%との順に。他方、エンジニアは「人の紹介」が43.2%、「会社の採用ページへの直接応募」が40.5%となった。

同調査では「ヘッドハンティングやサービスの利用よりも、リファラルでの応募や採用ページ直接応募の割合が非常に増えており、それによって現場社員の採用活動参加や採用広報の重要性が増している可能性がある」と分析している。