2020年いっぱいで活動休止すると発表したアイドルグループ・嵐が1日、テレビ朝日系『テレビ朝日開局60周年記念 ミュージックステーション3時間スペシャル』(19:00~21:48)に生出演。休止発表後初の生歌唱で「君のうた」「感謝カンゲキ雨嵐」を披露した。
番組冒頭、司会のタモリから「活動休止か」と振られると、相葉雅紀が「すいません。お騒がせしてしまって申し訳ありません」と謝罪。続けて、「が、今日は120%でやらせていただきます!」と宣言し、松本潤が「60周年ですからね」と補足した。
番組では、10代の嵐がジャニーズ名曲をカバーした映像や、嵐が節目の年に同番組に出演したときの映像などを紹介し、メンバーが当時の思い出などについてトーク。アニメ主題歌を紹介するコーナーでは、メンバーが好きなアニメについて語って盛り上がった。
歌唱前には、相葉が「感謝カンゲキ雨嵐」について、「ライブでたくさんやらせてもらっている曲。ファンのみなさんが成長させてくれた曲というか、すごい一体となる曲です」と説明し、櫻井翔は「詩が沁みる。サビの『泣きながら生れてきた僕たちはたぶんピンチに強い』という歌詞が個人的にはすごい好きです」とコメント。松本は「休止の発表をさせていただいて初めて生放送で歌わせていただく機会をいただいて本当にありがたいことなんですけど、全国のファンのみなさんに届くよう僕ららしくできたらなと思っています」と意気込んだ。
そして、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏とともに「君のうた」を、続けて、ファンに囲まれながら「感謝カンゲキ雨嵐」を熱唱。「感謝カンゲキ雨嵐」では、櫻井がラップ部分の歌詞「君に出会って」を「みんなに出会って」に変更するサプライズも。さらに、松本「みんなこれからも一緒に楽しんでいこうぜ」、二宮和也「まだまだ僕らと遊んでいきましょう」、相葉「2020年まで前を向いて」、大野「5人で走っていきます」、櫻井「さあ同じ夢を見よう」と曲間に一人ひとりメッセージ。5人で肩を寄せ合って歌い、最後に大野が「引き続き、嵐をよろしくお願いします」とあいさつした。
SNSでは「嵐最高ー!!!感動ー」「やっぱりこの5人が嵐 感動をありがとう」「感謝カンゲキ雨嵐でクソ感動した……最高でした」などと感動の声が続出。櫻井のラップ歌詞変更にも「『君』が『みんな』になってて感動MAX」「櫻井の最後のラップで泣いた」「『みんなに出会って血を燃やす』に変えててほんま泣いた。涙腺崩壊」という声が上がった。