昨年12月に開催された『M-1グランプリ2018』で優勝したお笑いコンビ・霜降り明星のせいやと粗品が30日、都内のNSC(吉本総合芸能学院)東京で、講師としてNSC現役生に向けて特別授業を実施。授業後の囲み取材で、M-1優勝後の変化を語った。

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    霜降り明星のせいや(左)と粗品

粗品は「街で声をかけられることも増えまして、うれしいですね。『見てたよ、おめでとう。これからも頑張って』っていろんな人から言われると、優勝したという実感が湧きます」と優勝後の変化を説明。また、「仕事の量がかなり増え、本当にありがたいことに忙しくさせてもらっています。2人ともM-1とる前では考えられなかったような体調の崩し方もしているので。せいやが大ピンチなんです、今」と、多忙で2人とも体調を崩したという。

この日は、せいやが体調を崩してのどが不調だったようで、せいやは「のどがおかしくて、息を止めないとしゃべられない。講義もめっちゃ楽しみにしていたんですが、のどが調子悪くて思ったことを半分くらいしか言えなかった。でも思いは伝えられたかなと…」とコメント。咳もして苦しそうだったが、「これもありがたいなと。こんなのどにしてもらえて。嫌味とかじゃなくて、ほんまにこんなことなかったんで。体調も悪くなれるという幸せをかみしめています」と語った。

優勝賞金1,000万円は、2月末か3月末に振り込まれる予定で、まだ振り込まれていないとのこと。粗品は「めちゃくちゃ働いているんですが、今もらっている給料は1~2カ月前の給料なんで、金なくて大変です。ギャンブルが好きなんですけど、計算が合わないんですよね。賞金すぐ入ると思っていたので」と苦しい懐事情を明かした。

今後の目標を聞かれると、せいやは「みなさんに覚えてもらうのがまず一番」と返答。「目標をゆっくりしゃべり合う時間もないくらい、毎日朝起きて夜中まで仕事をいただいているので、これから話し合う感じ。今はみんなに覚えてもらうという作業です」と語った。

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