• ひょっこりはん

――絵本もすごい人気ですね。8月24日に発売された第1弾『ひょっこりはんをさがせ!』は10万部を突破しました。

最初に目標10万部と言われたときは、まさか達成できるとは思っていなくて。本を出すのも初めてだったので想像がつかなかったですし。ただ、イラストの中に隠れているひょっこりはんを探すという企画自体、ひょっこりはんのネタとまさにマッチしていて面白いなと思っていました。それが10万部という数字が出て、面白がってくれている人がたくさんいることがわかってうれしいです。

――そしてわずか4カ月で、第2弾『もっとひょっこりはんをさがせ!』が12月20日に発売に。第1弾は世界一周がテーマでしたが、第2弾は日本縦断。仕上がりはご自身から見ていかがですか?

めちゃくちゃいい仕上がりだと思います! 1作目は手探りだったんですけど、もっとこうしたいなというのを第2弾に落とし込めたので。各ページの絵のクオリティもアップしていますし、写真の中に僕が本当に隠れている“リアルひょっこりはん”とか、ABCが学べる“ABCからひょっこりはん!”とか、新しい企画も面白いです。ひょっこりはんのシールもついていて、絵本に貼って楽しめますし、遊び方が増えました。

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――絵のクオリティがアップしたということですが、どのような点に力を入れたんですか?

前作に比べて、絵の動きを増やしてもらいました。人の動きをもっとつけたり。あと、ただひょっこりはんを探すだけではなく、その場所で巻き起こっているストーリーもちゃんと描いているので、見ていてより楽しい絵になったと思います。

――日本から世界ではなく、第1弾が世界で、第2弾が日本に。

はじめは2冊作ると思っていなかったので、世界のいろんなところでひょっこりしたいという僕の願望もあって世界をテーマにしました。そして、第2弾が決定し、今度は日本がテーマに。探すという面白さはすたれないと思うので、シリーズ化してもっと出したいですね。

――今度はどんな場所をテーマにしたいですか?

宇宙や架空の世界もいいですよね。逆にもっと狭めて、例えば遊園地…ディズニーランドを巡るとか。そう考えると、無限にいくらでもあると思います!

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■プロフィール
ひょっこりはん
1987年4月28日生まれ、滋賀県出身。早稲田大学卒業後、2012年に18期生としてNSC東京校に入校。お笑いコンビ・ダイキリとして活動していたが2016年に解散し、同年よりピン芸人として活動を開始した。2018年元日に放送された『おもしろ荘』(日本テレビ)をきっかけにブレイクし、テレビやイベントに引っ張りだこに。「Yahoo!検索大賞2018」のお笑い部門賞を受賞され、「『現代用語の基礎知識』選 2018ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされた。趣味はストレッチ、ヨガ、サイクリング、漫画、絵本。特技はソフトテニス(インターハイ出場経験あり)、けん玉。