エム・アール・シーは1月9日、「資産活用と不動産購入」に関する調査結果を発表した。調査は2018年10月2日~3日、年収600万円以上で首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)に住む35~64歳の既婚男女600名を対象に、インターネットで行われた。
年収1,000万以上で東京都内のマンション購入意向がある人に、購入を検討しているエリアを聞いたところ、「港区」(21.1%)が2位の千代田区(14.5%)に約7%の差をつけて1位となった。
港区のマンション購入を検討している理由を尋ねると、「将来的に地価が下がらなそうだから」(50.0%)が最も多く、次いで「電車やバスのアクセスがいいから」(45.5%)、「駅周辺が栄えているから」(40.9%)と続き、将来的な資産価値への期待に加え、周辺施設の充実やアクセスの良さも伺えた。
続いて、物件選びで重視する点を聞いたところ、最も多かった回答は「最寄り駅からの近さ」で59.3%。以下、「静かさ・治安の良さ」(56.3%)、「周辺施設の充実」(52.6%)と続き、「生活における利便性」や「住みやすさ」がマンション選びには欠かせない条件であることがわかった。
さらに、資産活用(投資、資産保持・資産防衛、税金対策)の目的でマンション購入を検討している人にも同じ質問をした結果、「最寄り駅からの近さ」(25.6%)に続き、「将来的に地価が下がらないかどうか」(15.4%)が2位にランクインした。