2月6日にNHK BSプレミアムで放送される長崎発地域ドラマ『かんざらしに恋して』(21:00~21:59)の試写会が8日、東京・渋谷の同局で行われ、貫地谷しほり、長濱ねるが出席した。

ドラマ『かんざらしに恋して』の試写会に出席した長濱ねる、貫地谷しほり(左から)

長崎・島原市を舞台に、オールロケで制作された同ドラマ。惜しまれつつ閉店した、島原名物の菓子「かんざらし」の名店「銀流」を20年ぶりに復活させるため、主人公の桐畑瑞樹(貫地谷しほり)が店員の保科舞香(長濱ねる)らとともに奮闘する姿を描く。

主演の貫地谷は「私は東京から色んな思いを抱えて島原にやって来る役柄だったので言葉の面では苦労しませんでしたが、ねるちゃんは本当に島原の人の役だったので言葉が大変だろうな~と思いました」と話し、「とても贅沢な時間で、朝は早かったんですけど夕方も早く終わり、ちゃんとした生活を送れました。素晴らしい環境でお芝居ができて役者として本当にうれしかったです」と充実した表情を見せた。

長濱は、ソロとして出演するのは同ドラマが初めてとなり、「新しいことらだけの現場でしたが、貫地谷さんをはじめ皆さん楽しく優しく温かく接してくださったので、最後に離れる時は寂しくてホームシックになった気分でした」と共演者の心遣いに感謝していた。

同ドラマで初共演を果たした貫地谷と長濱。お互いの印象を問われ、貫地谷が「ねるちゃんは本当に可愛くて、クランプアップしてからお手紙もいただきました」と長濱の性格の一端が伺えるエピソードを明かしつつ、「撮影中もひたむきで、みんなねるちゃんのファンでしたね」と大絶賛。長濱は貫地谷と初めて会ったのが撮影初日だったそうで、「撮影後にお食事会があり、隣に座っていっぱい喋る機会をいただきました」と意外にも積極的に貫地谷にアプローチしたらしく、「テレビで小さい頃から見ていた印象そのままで、優しくて面白くて温かくてさらにさらに大好きになりました。本当に楽しかったです」と感激しきりだった。