2019年のNHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜20:00~)の第1回「夜明け前」がきょう6日に放送される。
宮藤官九郎がオリジナル脚本を手掛ける『いだてん』は、日本が初参加した1912年のストックホルム五輪から1964年の東京五輪までの“知られざるオリンピックの歴史”を描く物語。中村勘九郎と阿部サダヲがリレー形式で主演を務め、中村は日本初のオリンピック選手・金栗四三、阿部は日本にオリンピックを呼んだ男・田畑政治を演じる。
1959年、五輪招致目前の東京。大渋滞の日本橋を通りかかった落語家の古今亭志ん生(ビートたけし)は寄席に向かっていた。その日、高座で志ん生が語り出したのは、50年前の日本のオリンピック初参加にまつわる噺。1909年、柔道の創始者、嘉納治五郎(役所広司)はストックホルム大会を目指して悪戦苦闘していた。スポーツという言葉すら知られていない時代。初めての派遣選手をどう選ぶか。
第1話には、1964年オリンピックの開催地を決めるミュンヘンIOC総会で最終スピーチの大役を任された外交評論家・ジャーナリストの平沢和重(星野源)のスピーチのシーンも登場。英語の名演説に注目だ。
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