■思い描く女優像とは
――2018年を振り返るどんな年でしたか?
うーん、たくさんありすぎて全然絞れないんですけど、いろんなことを体験できて、とてもいい年でした。ポッキーのCMに出演できたこともそうですし、あとはやっぱり『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が公開されて、いろんな方に、「観たよ、よかったよ」と言ってもらえたので、それが嬉しかったですね。
――2019年の目標を教えてください。
女優さんとしてはもっと違う役に挑戦していけたらなと思っています。
――特に興味があるジャンルなどはありますか?
なんだろう。なんでも挑戦したのですが、今の自分のイメージから一番遠いのはコメディですかね。
――振り切ったコメディも見てみたいです。アクションなんかも。
アクションは、もちろんお話をいただけたら挑戦したいですが、運動がすっごく苦手で……。
――普段、体を鍛えたりは?
まったく(苦笑)。家から駅まで歩くくらいの運動しかしてないです。腹筋とか、たぶん3回くらいでギブアップです(苦笑)。でもスポーツものでも、お話がきたら頑張ります!
――私生活ではこういうことを始めたいといった抱負はありますか?
もっとアクティブに動きたいです。外に出て。バーベキューをしたりとか、アウトドアもいいなって。アウトドアをしている人って、すごくキラキラして見えて、ハッピーオーラが出ているので、憧れます。
――いま現在ハマっていることはなんでしょうか。
恐竜です。
――恐竜?? 以前、ハマっていた仏像のような感覚で?
そうです。ゴジラとかも大好きです。あとメガロドンとか。映画の『MEG ザ・モンスター』も観ました。すっごく楽しかったです。恐竜というか、すっごく大きな生物に憧れるんです。
――恐竜だと、毎年恐竜展なんかもやっていますよね。
上野の博物館にはちょくちょく行って、恐竜に触れています。仏像も好きですけど、最近はかなり恐竜にハマってます。
――そういう映画への出演もいいですね。
そうですね! 大きな生物と。恐竜の味方とか。うふふ。ブルーバックでの撮影もしたことがないので、そういうのもいいですね。ワクワクします。
――これからも色んな顔を見せていただけるのを期待しています。最後に、ファンの方に、CM初出演を記念して、「ポッキー何本分」かのメッセージをお願いします。
すごく心が温かくなる、ほっとする作品に出られたなと思っているので、みなさんにも何度も見てもらいたいです。お母さんと仲直りして、ふたりでポッキーを食べるシーンは特にステキだと思います。WEBでのロングバージョンもぜひチェックしてください。
■プロフィール
南沙良(みなみ・さら)
2002年6月11日生まれ。第18回ニコラモデルオーディションのグランプリを受賞、現在も雑誌『nicola(ニコラ)』専属モデルとして活躍する。一方、女優としては映画『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子監督)に出演し、デビュー作ながらも、報知映画賞、ブルーリボン賞・新人賞にノミネート。その後、行定勲が監督を務めたロックバンド・レベッカの17年ぶりの新曲「恋に堕ちたら」のMVに主演、現在公開中の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では映画初主演を務め、第43回報知映画賞・新人賞を受賞。11月17日より、東京・新宿の映画館・K’s cinemaで開催のMOOSIC LABを皮切りに全国順次公開中の『無限ファンデーション』では主演2作目を務め、2019年2月8日公開の映画『21世紀の女の子』、5月17日公開の映画『居眠り磐音』にも出演予定。1月4日放送の、第30回フジテレビヤングシナリオ大賞・大賞受賞作『ココア』ではドラマ初出演&初主演を務める。江崎グリコ「ポッキー」イメージキャラクター。