お金のデザインは12月7日、「20~30代のお金と生活に関する調査」の結果を発表した。調査は11月26日、20~60代の男女1,000名(各年代男女それぞれ100名)を対象に、インターネットで行われた。

早くから将来に備える20代

  • 20代のときに、資産運用をしていましたか?

    20代のときに、資産運用をしていましたか?

はじめに、「20代のときに、資産運用をしていましたか?」という質問をしたところ、20~30代の43%が「20代のときに、資産運用の必要性を認識している」のに対し、40~60代では27%という結果に。現代の20~30代は、今の40代以上よりも早くから将来に備えていることがわかった。

次に、20~30代400名に対し、やってみたいと思う投資について教えてもらったところ、「ローリスクでミドルリターンを狙うバランス型の投資」(55%)が過半数を占め、「ローリターンだが元本保証に近く、リスクのほとんどない投資」を選んだ人は25%、「ハイリスクハイリターン」を狙う人は12%だった。

また、投資に対する考え方を聞くと、「失敗したくない」「損しないために事前に調べる」「コスパを重視」がそれぞれ約7割となり、20~30代が大きな失敗を避ける世代であると言える結果となった。

現代を生き抜く必須アイテムBest3

  • 現代を生き抜く必須アイテム

    現代を生き抜く必須アイテム

不安な時代を生き抜く必須アイテムを聞いたところ、20~30代は、1位「お金」(62%)、2位「スマホ・パソコン」(59%)、3位「家族」(55%)という結果に。

一方40~50代では、1位「お金」(63%)、2位「健康・体力」(60%)、3位「家族」(56%)。60代になると、「健康・体力」(71%)がトップとなり、続く2位は「家族」(62%)、3位は「お金」(54%)となった。

2018年のお金の失敗

  • 2018年に失敗した金額

    2018年に失敗した金額

次に、全調査対象者に「2018年にしてしまったお金の失敗」を教えてもらったところ、「後輩におごりすぎた」「財布を落とした」「パチンコ」「投資で失敗」「衝動買い」「仮想通貨暴落」「貸したお金が返ってこない」など、さまざまな失敗談が寄せられた。

失敗した金額を聞いたところ、全世代の平均は85万2,858円という結果に。これに対し、20~30代の平均は36万5,825円だった。ちなみに、最高額は2,000万円。