JR東日本とJR北海道は10日、北海道胆振東部地震の影響で落ち込んだ北海道の観光需要回復を目的に、「えきねっと」「モバイルSuica」で発売している会員限定のお得な商品の第3弾として、北海道新幹線をお得に利用できる「お先にトクだ値スペシャル」「スーパーモバイルSuica特急券スペシャル」、旅先での移動がスムーズになるお得な駅レンタカー商品「えきねっと+駅レンタカープランスペシャル」を発売すると発表した。

  • JR東日本・JR北海道が「えきねっと」「モバイルSuica」会員限定のお得な北海道復興支援商品第3弾を発売

「えきねっと」会員限定「お先にトクだ値スペシャル」(乗車券つき)は、インターネット申込み限定の列車・区間・座席数限定商品。普通車指定席の運賃と料金が50%割引され、東京(都区内)~新函館北斗駅間で利用した場合、通常期の乗車券・指定席特急券の料金(片道)が2万2,690円から1万1,340円と、1万1,350円お得になる。新青森~新函館北斗間の区間内での相互発着でも50%割引で利用することが可能だという。

「お先にトクだ値スペシャル」の発売期間は、乗車日1カ月前の10時から乗車日20日前の13時40分まで。事前受付により、パソコン・スマートフォンからは発売日のさらに1週間前(同曜日)の17時30分から乗車日1カ月前の21時54分まで事前の申込みができる。

「モバイルSuica」会員限定「スーパーモバイルSuica特急券スペシャル」(スーパーモバトクスペシャル)も、インターネット申込み限定の列車・区間・座席数限定商品。普通車指定席の運賃と料金が通常価格より安く設定されているモバトク価格から、さらに50%割引され、東京(都区内)~新函館北斗駅間で利用した場合、モバトク価格の片道2万2,690円が1万310円と、1万2,380円お得になる。「スーパーモバイルSuica特急券スペシャル」の発売期間は、乗車日1カ月前の10時から21日前の11時40分まで。

「えきねっと」会員限定の「駅レンタカー」特別割引「えきねっと+駅レンタカープランスペシャル」は、駅レンタカー基本料金(免責補償料込み)が40%割引される商品。対象となる営業所は、函館エリアの新函館北斗駅・函館駅と東北エリアの仙台駅・新青森駅で、借りられる自動車はSクラス(フィット・ヴィッツ同等クラスで台数限定)。価格は、24時間まで利用した場合の基本料金8,100円(免責補償料込み)が4,860円となる。

「えきねっと+駅レンタカープランスペシャル」を利用するには、「えきねっと」できっぷを予約した後、レンタカー各社の専用サイトから「駅レンタカー」を予約する。出発日当日は、「駅レンタカー」の現地営業所にて「えきねっと」で申込みを行ったきっぷの利用が確認できる画面などを提示する必要がある。申込み期間は、函館エリアの場合は利用日前日の12時まで、東北エリアの場合は利用開始日時の1時間前までとなる。

「お先にトクだ値スペシャル」「スーパーモバイルSuica特急券スペシャル」「えきねっと+駅レンタカープランスペシャル」の利用期間は、いずれも2019年の1月30日から3月3日まで(2月8~11日は除く)となっている。