ドコモ・ヘルスケアはこのほど、「飲酒に関するアンケート」の結果を明らかにした。同調査は10月1日~5日、同社のウェアラブル活動量計「ムーヴバンド3」利用者876名を対象にインターネットで実施したもの。
よく飲むお酒の種類を聞いたところ、「ビール・発泡酒」が54.6%と最も多く、「ワイン」(32.6%)、「酎ハイ・サワー」(30.3%)、「焼酎」(21.6%)が続いた。
シメで食べたいものを尋ねると、1位は「ラーメン」(34.6%)、2位は「アイス」(22.7%)、3位は「お茶漬け」(16.9%)だった。男女別でみると、男性は「ラーメン」(40.3%)が最も多い。女性は「アイス」「シャーベット」「パフェ」を合わせると約4割を占め、女性が飲んだ後のシメとして、スイーツが人気であることがわかった。
お酒を飲む機会が多い時期に気を付けていることを尋ねたところ、33.0%は「サラダから食べる」、20.1%が「普段より歩く」、18.5%が「お酒の種類を工夫する」と答えた。
次に、二日酔い防止のために行っていることを聞いた。食べ物や飲み物で工夫する方法では「水を飲む」という回答が最も多い。その他にも「しじみの味噌汁などを食べる」や「乳製品を食べる」という意見があった。
サプリや医薬品で工夫する方法では「ウコンを飲む」、行動で工夫する方法では「お酒を控える」「空腹で飲まない」が多かった。
ダイエット外来も担当している医師の工藤孝文先生によると、お酒の種類は飲み会太りには影響しないという。アルコール摂取量が増えると食事の量が増えるというのが太る主な原因であるため、お酒は種類より飲む量を意識することが重要とのこと。
また、飲んだあとのシメが欲しくなるのは、飲酒で血糖値が下がる低血糖によるものだと指摘。飲み会の時点でナッツやチーズなどの低GI食品を食べておくと低血糖になりにくいとしている。
二日酔い対策としては、チーズなどのたんぱく質を多く含む固形のものを食べておくことや、前もってミネラルやビタミンを豊富に含むものを摂取しておくことを推奨している。飲酒前に野菜、果物、魚介類、ナッツ、豆類などをとっておくのもよく、肉類も二日酔い予防にはよいという。