「君の名は。Another Side:Earthbound」オーディオブックのビジュアル。

映画「君の名は。」の外伝的小説「君の名は。Another Side:Earthbound」のオーディオブックが、Audibleにて本日12月6日より配信開始。映画でヒロイン・宮水三葉を演じた上白石萌音と、宮水二葉役を演じた大原さやかが朗読を担当する。

「君の名は。Another Side:Earthbound」は、「君の名は。」のサブキャラクターを掘り下げ、映画では語られなかったエピソードを展開する新海誠監督も公認のオリジナルストーリー。第1話から第3話の朗読を上白石が、三葉の父・宮水トシキの過去を描いた第4話の朗読を大原が務めた。

またオーディオブックの配信開始を記念して、上白石がキャラクターたちや、オーディオブックへの意気込みについて語ったインタビュー映像を公開中。映像には収録風景や本作を体感できる約8分のサンプル音声も収められている。

上白石萌音コメント

この小説には遊び心がふんだんに詰め込まれていて、思わず「ふふっ」と笑ってしまう部分がたくさんあります。そのため、私もその遊び心を受け止め、自分なりに声に込めて、楽しく読ませていただきました。
今回、映画「君の名は。」で三葉を演じたときには気付かなかった彼女の新たな一面を知る事ができました。それは三葉の弱い部分が見えたり、妹に怒られる姉としての一面があったり、今まで見えていなかった彼女の人間味に触れることができたからです。三葉に限らず、妹の四葉や同級生のテッシーなど各キャラクターが心の内側で考えている思いや言葉のひとつひとつを知ることができ、それが胸にじんわりと響きました。
三葉を取り囲む人たちの愛情であふれた心温まる物語を、心を込めて読みました。小説を音声で聴いてみたい方、小説を普段文字で読むことができない方など、色んな方々にこの作品が届くといいなと思います。