山陽電気鉄道はこのほど、網干線平松駅に同社初という副駅名称「大和工業グループ最寄駅」を導入すると発表した。副駅名称の導入は、地元の企業・学校・商業施設・行政施設・観光名所・病院など、当該施設の最寄駅に追加するものであり、山陽電車の駅と当該施設の両方が身近な存在としてより多くの人に親しまれることを目的としている。
平松駅では12月1日から、駅名看板5面に「大和工業グループ最寄駅」を追記し、上り・下りホームに広告看板を10面設置するほか、2019年1月からは電車内の自動放送にも駅名案内の後に「鉄で拓く豊かな未来、大和工業グループ最寄駅」を追加する。なお、同社は今後も副駅名称の導入を継続的に行っていくとしている。
大和工業グループは1944(昭和19)年に姫路で創業。大和工業、ヤマトスチール、大和軌道製造の3社を中心に「鉄に関連したものづくり」を展開し、1980年代後半から積極的に海外展開も行っている。