年内いっぱいでの芸能活動引退を発表した滝沢秀明が、12月19日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『TOKIOカケル』(毎週水曜23:00~)に出演することが28日、明らかになった。滝沢は、同局のトークバラエティ最後の出演となる。
このほど行われた収録で、冒頭、国分太一から「フジテレビのいろいろな番組からオファーがあった中、タッキーが選んでくれたのはこの番組でした!」と紹介されると、メンバー一同は大喜び。長瀬智也から「タッキーを泣かせますよ、僕」と宣言が飛び出すが、滝沢は「僕、テレビやステージで泣いたことがないんですよ。泣かないんです」と意外にもクールな反応を見せる。
滝沢の同番組への出演はこれが6回目で、前身の『メントレG』『5LDK』から数えると8回目。ラスト出演となる今回は「タッキーと最後だから語り尽くそうSP!」と題し、フジテレビに残された数々の滝沢の貴重な映像を見ながら、「滝沢ヒストリー」を徹底紹介していくが、TOKIOのメンバーとは懐かしい思い出話が尽きなかった。
そして、番組最後には、TOKIOのメンバーひとりひとりから、滝沢への熱いメッセージが贈られることに。4人それぞれの個性にあふれた温かい“贈る言葉”に「泣かない」と言っていた滝沢の反応は…。
収録を終えた滝沢は「すごく楽しかったです。最後の出演をご一緒させていただく方がTOKIOという先輩だったことがとても良かったと思います。(城島)リーダー以外はみなさんプライベートでお会いしたことがあって(笑)、これからはリーダーとも会う機会を作りたいですね(笑)」と感想をコメント。「なかなか自分の口から、視聴者の方やファンの皆さんに言葉で伝える機会がなかったんですが、今回この番組を通じて自分の今の思い、今後に向けての思いが伝わればいいなと思います」と呼びかけた。
松岡昌宏は「滝沢がデビュー前の13~14歳の頃に初めて会ったんですけど、その時の彼がこういう風になるとは思いませんでしたね。滝沢はすごくいい時代を作ったと思います。だからこれからはもっといい時代を作ってほしいです」とエール。
国分は「滝沢には会うたびに『今度飯食おうね』ってよく言っているんですが、前にこの番組で『太一君はいつも飯行こうねって言ってくれるけど全然連れてってくれない』って言われて、じゃあこの放送までに絶対に行こうって、ずっとスケジュールを調整してきたんですけど、結局お昼しか時間が合わなくて、昼ご飯を個室で食べたという(笑)。でもそこでいろんなことが聞けたし、思い出に残る時間でしたね。さっきも『飯食いに行こうね』って言いまして、約束を守るようにしなきゃなって思います」と話している。
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