音楽ユニット・TRFのSAMが26日(19:30~)に放送されたNHK総合『ファミリーヒストリー』に出演。同番組ではEXILEのATSUSHIとの意外な縁が明らかになった。

SAMの実家は埼玉県で病院を営んでおり、明治時代から続く医者の家系だ。番組でSAMの親族をたどっていくと、石田三成や上杉謙信との交流を示す貴重な書状が見つかり、また、「シーボルト事件」との関わりもあったという。

SAMの父・丸山正義氏は総合病院をつくることを決意し、立ち上げ。当時の同僚から「地域の人たちのために一生懸命だった」「救急患者を断ったなんて聞いたことがない。道なき道を患者さんがいればそこに行く」といったエピソードが紹介された。

さらには、ATSUSHIが甥っ子だという男性からは「正義先生に取り上げていただきました」という秘話が語られ、MCの今田耕司も驚きの表情を浮かべた。

また、番組では「病院を継いでもらいたい」と考える父とSAMとの確執も明かされた。しかし20歳を迎えたSAMが父に「ダンサーとして生きていく」という決意を語ったところ、父は「やるなら一流になれ」と返したといい、SAMは「『一流になれ』という言葉がすごく響いて。うわっ、すごいこと言うな、この人。だったらそうしてやろうというのがあったのを覚えています」「父親のその言葉がなかったらここまで頑張れなかったかもしれない」と振り返っていた。