フジ、新番組『でんじろう』『アオハル』投入 日曜G帯戦争再燃へ

フジテレビは、来年から日曜ゴールデンタイムに新バラエティ番組を2本投入する。日本テレビがトップを走る時間帯で、今年10月にはテレビ朝日とTBSが改編を実施しており、再び激しい視聴率争いが起こることになりそうだ。

『でんじろうのTHE実験』の米村でんじろう氏(上段左)とオードリー(上段右)、『アオハル(青春)TV』のヒロミ(下段)

フジの日曜20時台は、米村でんじろう氏の初冠番組『でんじろうのTHE実験』が、19年冬からスタート。これは、今年2月に放送された特番『でんじろうVS世界の科学者!実験トリックを全て解き明かすぞ3時間SP』をレギュラー化するもので、世界の興味深い科学実験や身近に潜む科学を、分かりやすく解説し、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が進行役、春日俊彰が得意の体を張った検証実験を担当する。

でんじろう氏は「アナタの身の回りはさまざまな科学で成り立っています。音楽のように科学も楽しんでみませんか!? 笑いながらもタメになる、驚きと不思議がいっぱいの“科楽番組”。ぜひ御覧ください!!」とコメント。

高木大輔プロデューサー(フーリンラージ)は「でんじろう先生が“日本の最先端科学工場”に潜入するロケ企画なども進行中です。家族で楽しく見られるワクワクドキドキする科学番組にしたいと思います! またでんじろう先生は、少年のような遊び心がある方なので、オードリーさんとのコラボが今から楽しみです!」と期待を語っている。

続く21時台は、ヒロミがMCを務める『アオハル(青春)TV』を1月から開始。今年4月・9月に放送した単発特番をレギュラー化するもので、常に全力で突っ走っているすてきな人と出会うべく、「何かに一生懸命な人≒アオハル(青春)な人」を発掘していくという番組だ。

フジのゴールデン帯レギュラー番組で初単独MCとなるヒロミは「レギュラー化の話を聞いた時は、驚きしかありませんでした。当然深夜かと思ったらゴールデンタイムだったのでさらにビックリしました。MCを務めることに対しては、年齢も年齢なので、そんなに気負いはありません。若い時フジテレビには大変お世話になったので少しでも恩返しができたらと思っております。ただとても厳しい枠なので、1回1回特番のつもりで頑張ります」といい、「この“アオハル”という番組はフジテレビの若手ディレクターたちが面白いと思うことをカタチにしていく番組なので、僕らレギュラー陣も共に熱く面白い番組に創っていきたいと思っています」と意気込む。

総合演出を務めるのは、『人生のパイセンTV』『とんねるずのみなさんのおかげでした』などを担当してきたフジのマイアミ啓太氏。「青春応援バラエティとあって、観てくださる方の心を揺さぶるような熱いネタや笑顔あふれる楽しい企画をご用意して参ります。日曜の夜に家族そろって楽しんでいただける番組にできるよう一生懸命頑張ります」とした上で、「元気が出てエネルギッシュになってくださるような番組にしていきたいです」と抱負を述べた。

日曜日のゴールデンタイムは、日本テレビが『世界の果てまでイッテQ!』(19:58~)を放送し、直近の18日も視聴率16.5%を記録するなど独走中。しかし、テレ朝が10月にスタートした『ポツンと一軒家』(ABCテレビ制作)が、11日の2時間SP(19:00~20:54)で15.4%、TBSも同じく10月スタートの『消えた天才』が18日放送の2時間SP(19:00~20:54)で10.7%をマークするなど、日テレの独壇場を崩しにかかっている。

現在、フジの日曜20~21時台では、単発枠『ニチファミ!』(20:00~21:54)を編成しているが、18日の『門外不出!!マル秘映像借りました』は4.6%を記録するなど苦戦を強いられており、レギュラー番組で視聴者の定着化を図る必要があると判断した。テレ朝が『日曜もアメトーーク!』、TBSが『クイズ☆スター名鑑』、フジが『フルタチさん』を投入した16年秋改編以来、テレビ界の一丁目一番地である日曜夜の覇権争いが、再び盛り上がることになりそうだ。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。

(C)フジテレビ

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