音楽デュオのコブクロが11日、大阪・道頓堀川の船上で、読売テレビ・日本テレビ系音楽特番『ベストヒット歌謡祭2018』(15日19:00~21:00)の収録を、ゲリラライブ形式で行った。

  • コブクロの黒田俊介(左)と小渕健太郎=読売テレビ提供

今回は、結成のきっかけとなった「桜」、9月に配信限定リリースされた「晴々」の2曲を披露。道頓堀川に2人が船に乗って現れると、約5,000人の観客から大歓声が巻き起こった。

黒田俊介が「めっちゃカレーのいいにおいするなあ」とつぶやくと、小渕健太郎が「俺も気づいてるよ(笑)」と返すなど、なごやかなムードの中で本番がスタート。小渕が「今年はみなさんのおかげで結成20周年を迎えることができました。この街と集まってくれた皆さんに感謝です!ありがとう!」と感謝を述べると、黒田は「あの橋の上で歌ってたんですよ!」とストリートライブを最も行ったえびす橋を指さし、感慨深い様子を見せた。

20年前、堺の商店街でお互いにソロでストリートライブをしているときに出会った2人が初めてつくったという、コブクロにとって原点の曲「桜」について、「僕らにとって一番の源となっている大切な歌です」と紹介すると、涙するファンの姿も。

「晴々」について、小渕は「2人が歩んできた20年を曲にしました。黒田の声をみなさんに届けたいという思いでやってきて、こんなにたくさんの曲ができたということを伝えたかったんです。2人にとって大切な歌ができたので、大好きなこの場所で響かせたいと思います!」と、この曲に込めた思いを述べた。

収録後を終えた2人は「芯を持っていろんなことやってきて、たくさんの曲ができたのは、みなさんが待っていてくれる気持ちが20年続いてきたおかげです」と熱く語っていた。