小田急電鉄は11月3日から、読売日本交響楽団の演奏音源を多摩線黒川駅の構内BGMと列車接近メロディに使用する。

  • 小田急多摩線黒川駅

構内BGMには、ベートーベンの交響曲第5番「運命」、モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」、スメタナの交響詩「モルダウ」など、約110曲を使用。列車接近メロディは、上りでメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」、下りでワーグナーの楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲をそれぞれ使用する。

小田急電鉄は地域資源を生かした豊かな街づくりや沿線の魅力向上に力を入れており、今年4月に読売日本交響楽団が黒川駅前に練習所を開設したことを機に、同楽団の演奏を駅で使用することとした。今後は駅構内に同楽団の演奏会日程を告知する掲示を常設するなど、さらに連携を深めていくという。