2018年1月に引退を表明した音楽プロデューサー・小室哲哉氏。25日に放送されるNHK BSプレミアムのドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』(毎週火曜21:00～22:00)では「小室哲哉という“革命”～メガヒット連発 その光と影～」と題し、複数の証言をもとに、その軌跡をたどる。
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「小室哲哉という“革命”～メガヒット連発 その光と影～」 ＝NHK提供
1990年代に篠原涼子、trf、安室奈美恵など、数々の楽曲でミリオンヒットを連発。作詞、作曲、アレンジからプロデュースまですべてを手がける小室氏の登場は、音楽業界に「革命」をもたらした。3歳からバイオリンを習い、小学生の頃から作曲を手がけていた早熟の天才は、自分の目指す音楽を表現して売れるようになるまでは紆余曲折があった。
小室氏の無名時代から親交があり、共同作業者として長く支えてきた作曲家・久保こーじ氏は、ヒットを連発するようになってもひたすら音楽作りに没頭する小室氏の真っ直ぐな思いをいつも傍で見ていた。
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久保こーじ氏
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DJ KOO
TRFのメンバー・DJ KOOは、ダンス・ミュージックに対する深い造詣に魅せられ、小室氏の付き人になった過去がある。小室氏がヒットを飛ばすために仕掛けた手法をtrfの楽曲で目の当たりにし、感銘を受けた。
小室氏と二人三脚でヒットを築いてきた音楽会社からマネージャーとして派遣され、寝食を共にした伊東宏晃氏はある日、会社から入った思いもよらぬ連絡に、頭が真っ白に。TM NETWORKのマネジメントを手がけた音楽プロデューサー・松村慶子氏は、小室氏の覚悟がにじむ一言に行天した。
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伊東宏晃氏
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松村慶子氏
“小室ブーム”の全盛期、globeのメンバーとして音楽活動を共にしてきたマーク・パンサー。どんな過密スケジュールでも弱音を吐かない小室氏だったが、一緒に暮らしたロサンゼルスでは、微妙な変化を感じ取ったという。
早熟の天才だった原点から、社会に衝撃を与えた事件まで。関係者の証言をもとに、小室氏の「光と影」を浮き彫りにする。
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マーク・パンサー
