NEXERは9月25日、「マネー&ライフバランス未来塾」と共同で実施した「老後についてのアンケート」の結果を発表した。調査期間は2018年7月3~31日、調査対象は東京・神奈川・埼玉・千葉在住の25~45歳女性で、有効回答は660人。

  • 「安定した老後を過ごすためには3000万円の貯蓄が必要」と言われていること、知っている?

    「安定した老後を過ごすために必要な額」はいくら?

人生100年時代を迎え、定年退職後に安定した老後を過ごすためには、3,000万円の貯蓄が必要であると言われている。そこでこのことを知っているか尋ねたところ、81.8%が「知らない」と回答し、「知っている」は18.2%にとどまった。

安定した老後のための資金3,000万円を用意できる自信はあるかとの問いに対しては、「自信がない」が45.6%、「わからない」が44.8%を占め、「自信がある」はわずか9.5%となった。老後の生活費以外の大きな出費(病気や介護など)を予想できているか聞くと、「できていない」が81.2%に上り、「できている」は18.8%にとどまった。

最初の質問で「3,000万円の貯蓄が必要だと言われていることを知っている」と回答し、かつ次の質問で「予想できている」と答えたのは660人のうち73人。この結果から、老後の生活についてある程度認識ができているのは、わずか11%であることがわかった。

老後の安定した生活について、的確なアドバイスをくれたり、不安や悩みを聞いてくれたりする相談相手はいるか質問したところ、「いる」は16.8%にとどまり、「いない」が83.2%を占めた。