名古屋鉄道は19日、瀬戸線尼ケ坂~清水間の高架下の開発に着手すると発表した。両駅間の高架下に約25店舗のテナントスペースを整備し、飲食店、物販店、保育施設、オフィスなどを入居させる。

  • 名鉄瀬戸線尼ケ坂~清水間の高架下開発イメージ

開発対象となるエリアは、名鉄瀬戸線の栄町駅や大曽根駅から電車で3~5分の距離に立地し、交通アクセスも良好。幅の広い歩道に桜並木が続く駅間を開発することで、駅間の回遊性向上やまちの新たな魅力、にぎわいの創出などをめざす。

全長約500mの両駅間のうち、尼ケ坂駅寄りの東側を1期として9月20日に着工。2019年3月に1期部分の工事を完了する予定で、2期となる清水駅寄りの西側は2019年夏から2020年春にかけて工事を行う。敷地面積は約2,600平方メートル。地元企業を中心にまちづくりの視点で地域を盛り上げる考えを持ったテナント構成とし、近隣住民が日常的に利用しやすく、同エリアを訪れる人も駅間を歩いて楽しめる施設をめざす。