HRBrainは9月12日、「目標管理の実態と従業員の本音に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月18日~20日、全国の人事評価を受ける立場の従業員男女600名のうち、個人の目標設定をしていると回答した従業員295名を対象に、インターネットで行われた。

はじめに、目標管理に関して自分の上司に点数(10点満点)をつけてもらった。その結果、「何でも気兼ねなく相談でき、適切なアドバイスも頂ける」(8点、30代女性)や「人の話を全然聞かない」(1点、40代男性)、「自分の立場ばかり気にして、私達の事を全く考えていない」(0点、40代女性)といった意見が並び、目標管理に関する上司への評価は平均で5.6点、中央値は6点となり、上司の目標管理に多くの人が不満を抱いていることがわかった。

  • 「この上司なら目標達成に向けて頑張れる」と思える上司

    「この上司なら目標達成に向けて頑張れる」と思える上司

続いて、「この上司なら目標達成に向けて頑張れる」と思える上司を選んでもらったところ、「部下の目標を把握し、的確なフィードバック・評価を頻繁にしてくれる人」(58.0%)が最多となった。次いで「目標達成に向けて、一緒に取り組んでいる姿勢を感じる人」(52.5%)、「自分に合った目標設定を一緒に導いてくれる人」(38.6%)と続いた。

年代別に見ると、20代~30代女性は、「部下の目標を把握し、的確なフィードバック・評価を頻繁にしてくれる人」(20代女性72.4%、30代女性76.3%)の割合が他の性年代と比べて20%ほど高く、若い世代の女性ほど的確な評価を頻繁にしてくれる上司を求める傾向にあることが読み取れた。

  • 目標達成についての面談で上司と話したい内容

    目標達成についての面談で上司と話したい内容

目標達成についての面談で、どういう内容を上司と話したいか尋ねたところ、「目標達成に対する自分への評価」(60.3%)が最も高く、次いで「個人目標と、求められている・期待されていることとのすり合わせ」(53.6%)、「目標達成がどうキャリアアップや昇進に繋がるのかの確認」(42.4%)となった。

  • 目標達成へのモチベーションになっていること

    目標達成へのモチベーションになっていること

最後に、目標達成へのモチベーションになっていることを教えてもらったところ、「インセンティブや報酬などの獲得のため」(48.1%)がトップに。次いで「昇給や成長などのキャリアアップのため」(36.9%)、「上司から良い評価をされたい、ほめられたいため」(25.8%)と続いた。

一方、回答率が低かったのは、「後輩や同期にかっこいい姿を見せるため」(3.7%)や「同期や同僚より成果を出したいため」(6.1%)、「プライベートをより楽しむため」(16.6%)といった項目。報酬や昇給など目に見える成果を求める傾向が強く、後輩や同期からの評価やプライベートはモチベーションにつながらない傾向がうかがえた。