アドビは8月29日、電子メール利用実態調査「2018 Consumer Email Survey」の結果を発表した。調査対象は、日本および米国において、スマートフォンを利用するデスクワーク従事者2,001名(日本1,000名、米国1,001名)。調査期間は、日本が7月25日~28日、米国は6月21日~27日。

2年後も電子メールが主流

  • 2年後の電子メールの利用状況

    2年後の電子メールの利用状況

2年後の電子メールの利用状況について尋ねたところ、仕事、プライベートの電子メールともに、日本の回答者の約3分の2が「変わらない」(仕事62%、プライベート65%)と回答。「減る」という人は2割強(いずれも23%)、「増える」という人は1割強(同15%、同12%)にとどまった。

  • ブランド企業からどのような方法でオファーの連絡を受けたいか

    ブランド企業からどのような方法でオファーの連絡を受けたいか

「ブランド企業からどのような方法でオファーの連絡を受けたいか」という質問に対しては、日本の回答者の約半数が「電子メール」(52%)と回答。次いで「電話」(14%)、「ダイレクトメール」(13%)と続き、電子メールが依然として最も好まれるチャネルであることが明らかとなった。

  • 普段電子メールをチェックする端末

    普段電子メールをチェックする端末

普段電子メールをチェックする端末については、日本人の80%が「スマートフォン」、71%が「デスクトップPC・ノートPC」と回答。米国も同様に、「スマートフォン」(85%)や「デスクトップPC・ノートPC」(69%)の利用が多かったが、「タブレット」については、日本が11%であるのに対し、米国はその倍の22%だった。

日本人の3割、仕事中にプライベートメールを開封せず

  • 電子メールの開封率と既読率

    電子メールの開封率と既読率

日本人回答者の電子メールの開封率と既読率を調べたところ、仕事中に受信した業務メールの開封率は76%、開封した電子メールの既読率は80%だった。一方、プライベートの電子メールの開封率は65%と、日本人の約3割が仕事中には開封していないことが明らかに。既読率(66%)についても同様に、開封したとしても約3割が読んでいないことが分かった。