エン・ジャパンは8月23日、転職サイト「ミドルの転職」を利用する転職コンサルタントを対象とした「年収1,000万円超ミドルと1,000万円未満ミドルの経歴の違い」に関する調査結果を発表した。調査期間は2018年8月1~16日、有効回答は109人。

  • 経歴において、年収1,000万円未満ミドルと比べて1,000万円超ミドルがより多く該当するのはどれですか

    経歴において、年収1,000万円未満ミドルと比べて1,000万円超ミドルがより多く該当するのはどれですか

経歴において、年収1,000万円未満のミドルと比べて1,000万円超のミドルがより多く該当するのはどれか尋ねたところ、最も多かったのは「平均給与額が高い業界でキャリアを積んできている」で73%。次いで「外資系企業で実績を出している」が71%、「大手企業に長年勤めている」が56%と続いた。

年収1,000万円超ミドルに多い経歴として「平均給与額が高い業界でキャリアを積んできている」と答えた転職コンサルタントに、年収1,000万円超が実現しやすいのはどの業界か聞くと、1位「コンサルティング」(62%)、2位「金融」(60%)、3位「商社」(55%)、4位「IT・インターネット」(38%)、5位「メディカル」(31%)となった。

経歴以外で、年収1,000万円超ミドルと年収1,000万円未満ミドルに見られる違いの有無を問うと、55%が「ある」と回答。具体的には、「ヒューマンスキル(マネジメントスキル、目標設定能力、部下育成など)」「コミュニケーション能力が高く、ロジカルな思考で意思決定が早く、数字に強い」「眼前の課題や目標に対する成果へのこだわりの強さ」「新しい知識や情報を得ることの習慣化」などが挙げられた。