マイナビは8月16日、「2019年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」の結果を発表した。調査は7月25日~31日、2019年卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生1,775人を対象にインターネットで行われた。

1位は「人工知能・AI」

  • 「就職活動に影響したニュースワード」

メディアやネットで話題になったニュースワードを挙げ、その中から自分の就職活動に影響したものを選んでもらったところ、全体で最も票を集めたのは「人工知能・AI」(31.2%)で、2位は僅差で「働き方改革」(31.0%)だった。

文系は男女とも「働き方改革」が1位となったが、文系男子で「フィンテック」、「地域活性化・地方創生」が4位に並んで入り、文系女子では2位に「女性活躍推進」、5位に「少子高齢化」が入るなど、男女で差が見られた。

一方の理系は、男子は1位「IoT(Internet of Things)」、2位「人工知能・AI」、4位「自動運転技術」など最先端技術についての言葉が並んだが、女子は1位「女性活躍推進」2位「働き方改革」、5位「少子高齢化」など社会問題に関する言葉も上位に入った。

『就活用語』流行ランキング

  • 「就活生の間で流行した『就活用語』ランキング」

就活生の間で流行した「就活用語」ランキングは、1位「ガクチカ」(面接でよく聞かれる「学生時代に力を入れたこと」の略)、2位「お祈り」(選考で落ちること、不採用通知の「今後のご活躍をお祈りしております」という一文から)、3位「サイレント」(選考の結果の連絡がないこと、合格なら企業から必ず連絡があるので、不合格であることを示す)だった。

次いで、4位「ES」、5位「NNT」「オワハラ」、7位「グルディス」、8位「御社」、9位「終活」、10位「リクラブ」と続いた。

ランク外の中で目新しい用語、特徴的な用語としては、「逆お祈り」「神に近づく」「リベンジ転職」「赤べこ」「背泳ぎ」などがあった。

  • 「就活生の間で流行した『就活用語』ランク外の中で目新しい用語、特徴的な用語」