広島・長崎で多くの命を一瞬にして奪った原爆。12日放送のドキュメンタリー番組『“悪魔の兵器”はこうして誕生した~原爆 科学者たちの心の闇~』(BS1 前編=22:00~22:50 後編=23:00~23:49)で、その誕生秘話が明らかになる。
第二次世界大戦中のアメリカで開発された原爆。ノーベル賞受賞者ら1,200人以上のエリート科学者たちは、自らの研究を捨ててまで巨額予算のプロジェクトに参加し、大量虐殺兵器の開発にのめりこんでいった。
その胸の内を探るべく、番組スタッフは渡米し、10人以上の専門家や関係者に取材を重ねる。膨大な資料の中から見つけ出した100巻以上の16ミリフィルムには、自らの思いを赤裸々に語る科学者たちの姿が映し出されていた。
原爆開発を提案した上、積極的に推進し、投下も主張したという科学者たち。彼らの心に焦点を当て、知られざる原爆開発の舞台裏に迫る。