JR東日本盛岡支社は25日、宮沢賢治の世界観が楽しめる団体専用列車として「SL銀河」を運行するびゅう旅行商品「SL銀河で行く 宮沢賢治にふれる旅」を発売した。

  • 釜石線を走る「SL銀河」

出発日は1泊2日コースが8月25日、日帰りコースが8月26日。「SL銀河」による団体専用列車は8月26日に釜石駅10時55分発・花巻駅15時20分着で運行され、途中の陸中大橋駅・上有住駅・遠野駅・宮守駅・土沢駅・新花巻駅に停車する。車内では、宮沢賢治の好物だったというコロッケ・天ぷら・サイダーをセットにしたオリジナル弁当が味わえるほか、語り部の話やクイズ大会などを通じ、宮沢賢治の世界に浸ることができる。

「SL銀河」の乗車区間は複数のパターンがあり、1泊2日コースでは往路も「SL銀河」に乗車するプランもある。1泊2日で盛岡駅発着、往復SL利用の場合、2名1室利用時の旅行代金は大人1名あたり1万5,600~2万4,700円。日帰りコースの場合、乗車区間によって大人1名あたり4,700円または6,700円となる。予約は、JR東日本のおもな駅にある「びゅうプラザ」および「びゅう予約センター」で受け付ける。

このツアーに合わせ、『銀河鉄道の夜』をイメージさせる「めがね橋」に隣接する「道の駅みやもり」において、通過する「SL銀河」の見送りも行う。日時は8月28日14時15~40分頃。一般参加可能で、横断幕と手旗で列車と乗客を歓迎する。