JR北海道はこのほど、新幹線と貨物列車が共用する「青函共用走行区間」で保守工事を行うことを受け、9月1日から当分の間、北海道新幹線をはじめとする一部列車の運転時刻を変更すると発表した。

  • 写真は北海道新幹線H5系

北海道新幹線は9月1日以降、上り最終列車「はやて100号」の発車時刻を変更。現在は新函館北斗駅21時59分発だが、5分繰り上げて同駅21時54分発とする。木古内駅の発車時刻も2分繰り上げ、22時10分発となる。奥津軽いまべつ駅の発車時刻(22時50分発)と新青森駅到着時刻(23時5分着)は変わらない。

函館~札幌間の特急「スーパー北斗」も、一部列車でおおむね毎週土曜日・月曜日に最大6分程度の時刻変更を行う予定。新幹線を含め、接続する列車への影響はない。

普通列車についても、函館本線長万部~函館間や室蘭本線、千歳線の一部列車で、おおむね毎週土曜日・月曜日に最大35分程度の時刻変更を予定している。これにより、一部の普通列車は、森駅から特急「スーパー北斗」、五稜郭駅から道南いさりび鉄道線にそれぞれ接続できなくなる日が発生する。

特急列車と普通列車の時刻変更や接続などは保守工事日によって変わるため、時刻表や駅での掲示、同社ウェブサイトなどで告知する。また、頻度は少ないが日曜日も運転時刻を変更する場合があるという。