近畿日本鉄道は28日、オペレーターがモニターを通して特急券・定期券などの購入をサポートする「リモートサポート付定期券特急券自動発売機」を順次導入すると発表した。

  • 「リモートサポート付定期券特急券自動発売機」のしくみ(イメージ)

「リモートサポート付定期券特急券自動発売機」は操作画面の近くにモニター画面を設け、利用者はモニター画面を通して近鉄総合案内センターのオペレーターと会話しながら特急券・定期券を購入できる。操作が不慣れな場合は、オペレーターが購入者に代わり、リモートでボタンを操作することもできる。基本的な特急券の変更や払戻しも、利用者自身の操作かオペレーター応対によって可能になる。

その他の機能も従来より向上し、クレジットカード(VISA、Mastercard、JCB)や全国相互利用サービス対象の交通系ICカードでも特急券の購入が可能に。交通系ICカードへの現金チャージもできる。対応言語も日本語、英語、韓国語、中国語繁体字・簡体字の5言語となる。7月2日に大阪難波駅へ設置するのを皮切りに、今秋にかけて大阪阿部野橋駅ほか主要駅に計27台設置する予定。その後も順次拡大を予定している。