俳優の福士蒼汰が28日、都内で行われた主演映画『BLEACH』(7月20日公開)のジャパンプレミアに、杉咲花、吉沢亮、早乙女太一、江口洋介、佐藤信介監督とともに登場した。

  • 左から佐藤信介監督、江口洋介、杉咲花、福士蒼汰、吉沢亮、早乙女太一

    左から佐藤信介監督、江口洋介、杉咲花、福士蒼汰、吉沢亮、早乙女太一

同作は、久保帯人による同名コミックを実写化。霊が見える高校生・黒崎一護(福士)は、突然現れた死神・朽木ルキア(杉咲花)から死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊たちと戦っていく。映画では、原作の中でもファンから根強い人気を獲得している"死神代行編"の物語を中心に描く。

"斬魄刀"を持って現れ、モニターの虚を一刀両断にした福士。その姿に「素敵でした」(杉咲)、「かっこよかったですよ」(吉沢)、「キュンキュンしました」(早乙女)、「かっこよかったですよ」(江口)と共演者は口々に称賛する。久々に斬魄刀を振り回したという福士は「刀が大きいという部分に慣れなくて、引っかかってしまってNGにもなった」と撮影を振り返った。

「ここまでのアクションは初めてだった」という杉咲は、福士からもアドバイスをもらったという。また虚を見てリアクションを取るシーンでは、「虚が紙にざっくり書かれて棒が刺してあって、助監督さんが持っていた」という姿を見てリアクションをとらなければならず「大変でした」と苦笑した。

CGで足される弓の動きを再現しなければいけなかった吉沢。武器も敵もない状態でアクションを行ったため「意味がわからないですよね。何をやってるのか」と苦労を明かす。一方で、「福士くんと共闘したりして、距離が縮んでいくのは、ある一定のファンにはたまらない。背中合わせとか」とニヤリ。観客からも歓声が上がると、『仮面ライダーフォーゼ』で共演していた2人だけに、「特撮ファンですよ」と説明し、「キャスティングを聞いたときからたまらない。これはそのへんのファンが喜ぶ」とにらんでいたことを語った。

フォトセッション時には、4mの虚・グランドフィッシャーが登場。自由に触っていたことを指摘された早乙女は「手触りがいい」と満足げな様子だった。