NGT48の荻野由佳が、16日にナゴヤドームで行われた開票イベント「第10回AKB48世界選抜総選挙」で8万1,629票を獲得し、昨年の5位から1つ順位を上げて4位にランクイン。速報は1位だった。スピーチでは、アイドルとしての熱い思いを涙ながらに語った。
2016年の95位から大躍進した荻野だったが、周囲からは「順位と私自身の結果が伴っていないんじゃないか」という声も聞こえてきたのだそう。「48グループの中ではまだまだ新人の方だったので、そう思われてしまうのも仕方ない」と受け止めていたが、「『5位なんだね。やっぱりすごいんだね』と思ってもらえる人になりたい」と心に決め、「100点のことはできなかったかもしれません。でも、この1年間は100%で毎日取り組んできたつもりです」と振り返った。
また、昨年以上の結果を残せたことに「私にとってはすごく夢のようです。震えが止まらないです」と気持ちの整理がつかないようだが、「全盛期のAKB48と言われていたあの時代を、恐縮ですが私が作っていきたいと思いました!」と力強く宣言。
会場が大歓声に包まれる中、「私はまだまだ未熟者です。先輩に比べたら何か秀でているところもありませんし、パフォーマンスも歌もダンスも上手なわけではないです。だから、比べられてしまうところもたくさんあると思います」と客観視し、「それでもみなさんから票という愛という種にいっぱい汗をかいて大きな花を咲かせて、いつか『やっぱりAKB48グループ最高だね』と言ってもらえるグループに作っていきたいと思います」と意気込んでいた。