JR東海・JR西日本・JR九州の3社と熊本県は、「熊本デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン」を7~9月に実施する。集中プロモーションや各旅行会社による旅行商品の販売により、熊本県への旅を盛り上げる。
「熊本デスティネーションキャンペーンプレキャンペーン」は、2019年7~9月に開催する熊本デスティネーションキャンペーン(熊本DC)の1年前に合わせたプレキャンペーンとして開催。観光列車で熊本県内各地へすぐに行ける驚きや、魅力的な観光素材への驚きを表現したキャッチコピー「列車でいきなり 熊本ばケーション」を共通ロゴとして使用したポスターを制作し、3社共同で駅やデジタルサイネージなどに掲出する。
キャンペーン特別企画として、スマートフォンのGPS機能を活用した「新幹線くじ」も実施。ユーザーが新幹線の対象区間に乗車中であることを判定されると、その場でスマートフォン上のくじを引くことができる。運が良ければ、熊本の旅行が楽しめる賞品などがもらえるという。
山陽・九州新幹線を直通する団体臨時列車の運行も計画された。日本遺産である人吉球磨の球磨焼酎のふるまいや「くまモン」とのふれあいなどを盛り込む予定で、7月中旬頃に旅行商品として発売する。熊本県内を効率よく巡れる「駅から観タクン熊本」の新コース設定、中京圏・関西圏・中国エリア発の専用旅行商品の造成などにも取り組む。