現在放送中のTVアニメ『3D彼女 リアルガール』より、第7話の先行上映会イベントが2018年5月13日(日)、新宿バルト9にて開催され、上映後の舞台挨拶に、筒井光役の上西哲平、伊東悠人役の蒼井翔太、綾戸純恵役の上田麗奈が登壇した。
上映直後の観客席の前で第7話の感想を求められ、主演を務める筒井光役の上西は「伊東が本当にかわいい!皆さんもそう思いますよね?」と切り出すと、客席からは大きな拍手が。それを受けて伊東悠人役の蒼井は「そんなことないよ!でも、ありがとうございます。伊東が心のなかで、パッと何かが芽生えたような、そんな第7話でしたよね」と話すと、上西は「第7話からすれ違いとか多くなってきていて、恋愛ってきれいなことだけじゃなくって、めんどくさいこととか色々あるとじゃないですか。そういうざわめきの始まりですよね」と応じた。上田も「本当にそうですよね。早く、早くこの続きを見て頂きたい」と訴えた。また上田演じる綾戸純恵の話にも触れ、上西が「第5話から綾戸さんが出てきて、その迫力にびっくりした」とコメント。「綾戸が第5話から入ってきたことによって、みんなの関係性にもスパイスが加わったように感じていて、人に気を遣ってきて交流を避けてきた綾戸がみんなと関わるところは、演じていてとても心が温まりました」と上田も思いを語った。
放送も中盤に差し掛かり、これまでの話数を振り返ってお気に入りのシーンついて話が移ると、上田は「第5話で伊東くんがつっつん(筒井の愛称)に対し、『ヤダ!一緒に帰る!』っていうシーンがとにかく可愛くて」とまた伊東の可愛さを挙げると、上西と蒼井がそのセリフをステージ上で再現し、再び客席から大きな拍手が沸き起こった。蒼井は第6話の筒井と伊東の出会いのシーンをお気に入りと挙げ、その話を受けて上西も同じシーンが印象的だったと語り、「台本をもらった後に、蒼井さんが『いいシーンにしようね!』と連絡を下さったので、絶対頑張らなければと思いました」と当時のやりとりを振り返った。
その流れでアフレコ時(現場の雰囲気)の質問になると、蒼井が「収録中はお腹が鳴ってはいけないので、休憩時間を使って食べたりするんですけど、(上西)哲平が固形物を全然食べない(笑)。だから筒井の母親役・橘U子さんがいつもとても心配をしていて、『おにぎりとかちゃんと食べなさいよ!!!』って言われてます」というエピソードを話すと、上西は「次の収録でちゃんとおにぎり買ってきました!って報告するんですけど、結局現場では食べてないですね」と話し、本当の親子みたいな掛け合いがあることを明かした。一方、上田のエピソードとして「音響監督さんがいつも、アフレコ前に(上田)麗奈氏のハードルを上げてくる。今日も綾戸さんはやってくれるんでしょって(笑)」と蒼井が話すと、それを受けて上田は、「そうなんです(笑)。そう言われて緊張してしまうんですけど、綾戸自身も作中で人と話すのに緊張してパニックになっちゃうところがあり、また可愛いところでもあるのですが、それを考えると『あっ!どうしよう、、、』ってなりながら現場に入っていくのもありなのかなと。綾戸のキャラクターを感じながら、収録に取り組んでいます」とコメントした。
最後に、今後の見どころについてメッセージを求められると、
上西「筒井と色葉の恋模様も引き続き見て頂きたいのですが、筒井の人間関係に影響されて、他キャラクターの変化、伊東や綾戸さん、また石野さん(cv. 津田美波)や高梨(cv. 寺島拓篤)の踏み出す一歩や心の模様にも、ご注目頂けたらと思います。引き続き宜しくお願い致します。本日はありがとうございました」
蒼井「筒井や色葉だけでなく、これから伊東含めみんなが新しい一歩を踏み出す、前進していく展開になっていきます。今後も、彼たち、彼女たちのことを見守って頂けるとすごく嬉しいです。ドキドキ、時には胸がギュッとなることもありますが、最後まで宜しくお願い致します。ありがとうございました」
上田「第5話ではまだ緊張が解けなかった綾戸が、第6話、第7話と、この先、みんなと少しずつ心のゆとりを持って会話できるようになっていき、本音のぶつかり合いが出てくると思うので、それを受けて心揺さぶられる瞬間や、共感する部分を是非感じて頂ければと思います。最後まで宜しくお願い致します。ありがとうございました」
と三人それぞれ締めくくった。
TVアニメ『3D彼女 リアルガール』は、日本テレビAnichUほかにて毎週火曜25時59分より放送中。各詳細はアニメ公式サイトにて。
(C)那波マオ/講談社・アニメ「3D彼女 リアルガール」製作委員会