京成電鉄は15日、東成田駅(旧成田空港駅)の開業40周年を記念し、5月20日に「旧スカイライナー専用ホーム解禁イベント」を開催すると発表した。東成田駅コンコースでは5月20日以降、成田空港輸送40周年の歴史を描いた特設パネルの展示も行われる。

  • 東成田駅の駅舎(写真は2005年撮影)

東成田駅の旧駅名は成田空港駅。1978(昭和53)年5月21日、2面4線のホームを備えた地下駅として開業した。当時は駅からバスで空港ターミナルへ向かっていたという。1991(平成3)年3月、成田空港ターミナルへ直接乗り入れる現在の成田空港駅が開業し、それまでの成田空港駅は東成田駅に駅名が変更された。1面2線のみ使用する駅となり、2002年には芝山鉄道東成田~芝山千代田間が開業している。現在、東成田駅に停車する列車は朝・夜の一部列車を除き、京成成田~芝山千代田間の折返し運転となっている。

5月20日の「旧スカイライナー専用ホーム解禁イベント」では、かつて「スカイライナー」専用ホームとして使用された東成田駅1・2番線ホームを見学できる。当日は東成田駅改札外にて、10時から16時30分まで先着1,000名を対象に記念ポストカードを無料でプレゼント。改札内に入場(ICカードまたはきっぷ、入場券が必要)した後、係員にポストカードを提示することで、現在は未使用となっている東成田駅1・2番線ホーム「旧スカイライナー専用ホーム」に入ることができる。

東成田駅の改札外コンコースで成田空港輸送40周年特設パネルの展示もスタート。展示期間は2019年5月19日まで(予定)となっている。なお、「旧スカイライナー専用ホーム解禁イベント」の開催当日、芝山鉄道が運営する芝山千代田駅では芝山鉄道線乗車記念証明書を利用者に無料贈呈するとのこと。