永野芽郁は「頼りになる座長」朝ドラ"親友"奈緒が語る同級生4人の関係

女優の永野芽郁がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(毎週月～土曜8:00～)が4月2日より放送中。同作で、”ブレイクの登竜門”として注目されるヒロインの親友・木田原菜生(きだはら・なお)に抜てきされたのが、女優の奈緒(23)だ。インタビュー後編では、永野との共演、そして、同級生4人組のメンバーである萩尾律役の佐藤健、ブッチャーこと西園寺龍之介役の矢本悠馬について話を聞いた。

• 左から佐藤健演じる律、矢本悠馬演じるブッチャー、奈緒演じる菜生、永野芽郁演じる鈴愛

鈴愛と永野芽郁について

――鈴愛はどんなキャラクターだと感じますか?

まっすぐで正直だなと思います。いい意味で、その部分がちょっと不器用にでることもあるんですけど、みんながそうなりたいなと思っていてもなかなかできない正直さを持った女の子だと思います。鈴愛ががんばっていたら菜生もがんばれるし、鈴愛が幸せだったら自分も幸せだと感じる。菜生にとって鈴愛は大好きな家族のような存在です。

――鈴愛を演じる永野芽郁さんはどんな印象ですか?

芽郁ちゃんは明るくて、年下だけどすごくしっかりしていて頼りになる座長です。この前、自分の撮影がない時、現場に遊びに行ったんですけど、差し入れの明太子を食べてくれている芽郁ちゃんをみて、私が元気をもらいました。すごく癒やされる人でもあります。

――撮影を振り返って印象に残っているシーンを教えてください。

鈴愛が岐阜から東京に行ってしまうお見送りのシーンと、卒業式の後に鈴愛、律、ブッチャーの仲良し4人でお好み焼きを食べるシーンがすごく印象に残っています。

――キャラクターを演じるときに大切にしていることは何ですか?

一番大切にしているのは鈴愛のことが好きだと思う気持ちです。その気持ちを芯にもって演技に挑んでいます。あとは、仲良し4人でいる時間が好きだっていう気持ちにすごく助けられてます。脚本を読むときも自分のところのほかに、4人の部分をすごく読みます。

普段との境目がない仲良し4人組

――永野さんもインタビューで「4人のシーンが楽しくて、撮影以外でもずっとしゃべっている」と言っていました。現場はどんな雰囲気ですか?

私もすごく楽しいなと感じているのでうれしいです! カメラが回っていないときも、けっこう4人で話していると思います。NHKの食堂に一緒に行ったり学生みたいで懐かしいです。その空気のまま撮影に入ってるので、普段との境目があまりないリアルな感覚でいられます。きっと芽郁ちゃん、佐藤さん、矢本さんの3人と一緒だからかなと感じてます。

――同級生・仲良し4人組の中で流行っていることはありますか?

画像の顔が可愛くなったり犬の耳がつくスマホのアプリを使って、佐藤さんや矢本さんの写真を撮って、芽郁ちゃんと「可愛い!」って楽しんでイタズラしてます(笑)。普段はみんな自由なのでバラバラのことをしていて、佐藤さんはずっとアプリのなぞなぞを解いています。矢本さんも参戦して、2人で「うーん」って考えているところを、私と芽郁ちゃんは楽しそうだなって思いながら見ています(笑)。

――佐藤さん、矢本さんはどんな印象ですか?

佐藤さんは最初クールな人だと思っていましたが、いろいろ話していくうちに優しい人なんだと感じました。正直、最初は3人の中で一番年上なので話すときに緊張していましたが、撮影期間の中ですごく印象が変わりました。頼りになりますし、静かに引っ張ってくれる印象があります。

矢本さんは最初の印象から全然変わってないです(笑)。矢本さん自身がすごくオープンな方なので撮影に入ったときからずっと変わらない方だなと思っています。年齢が近いお兄ちゃんがいたら、こういう感じだったのかなと。こんなお兄ちゃんがいたら楽しいだろうなと思います。

――もし、奈緒さん自身が恋愛相手として選ぶなら律とブッチャーどちらですか?

ブッチャーだなと思います(笑)。律は格好いいけど、ちょっと完璧すぎるというか。私だったらきっと緊張しちゃうと思います。ブッチャーと兄弟みたいにワーワー言い合っている方が自分に合っているなと。可愛いですし、楽しいですし。

――ドラマの中でも恋愛関係になるかもしれないんですか?

そうかもしれないですし、どうでしょう……(笑)。そこは楽しみに見てください!

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