江崎グリコはこのほど、「働く女性の朝に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年3月15~16日、有効回答は20~40代の働く女性500人。

朝食を摂れない理由、1位「寝ていたいから」

「朝」と聞いて思い浮かべるイメージを尋ねると、「眠い」が最も多く42.2%。次いで「忙しい」が34.2%、「すがすがしい」が34.0%、「余裕がない」が31.8%となった。

仕事がある日に起きている時間を聞くと、「6時」が42.8%、「7時」が26.4%、「5時」が14.2%との順に。朝起きてから会社に出かけるまでの準備にかける時間は、「30分以上1時間未満」が37.8%、「1時間以上1時間30分未満」が25.2%、「10分以上30分未満」が15.0%と続いた。

朝の支度にかける時間を、化粧やヘアセットなど項目別にみると、いずれの項目も「30分未満」との回答が多い結果に。一番朝の支度時間で長くなると予想された化粧・朝食は「5分以上10分未満」(38.6%、33.6%)が最も多く、短い時間で化粧と朝食を済ませていることがわかった。

ふだん、朝食を「毎日摂れている」人は58.4%。理想の朝食の頻度としては、「毎日摂る」が69.4%に上り、現状とは差がみられた。

  • 左:普段、朝食を摂れていますか。右:朝食について、あなたの理想を以下のうちからお選びください。(単数回答)

朝食を「あまり摂れていない」「まったく摂れていない」と答えた人に理由を聞くと、「寝ていたいから」が33.3%、「時間がないから」「お腹が空いていないから」が各32.4%、「準備が面倒だから」が30.6%と続き、同調査では「朝忙しいが故、働く女性の朝食の優先順位が下がってしまっていることが伺える」としている。