森ビルとチームラボは6月21日、デジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」をお台場パレットタウン(東京都江東区)に開業する。

  • 「Borderless World」の主な作品

同施設は"Borderless"をコンセプトとした世界初のデジタルアートミュージアム。「Borderless World」「チームラボアスレチック 運動の森」「学ぶ!未来の遊園地」「ランプの森」「EN Tea House」といった5つの空間で構成し、世界初公開作品を含む約40作品を展示する。

「Borderless World」では、"他の作品とコミュニケーションし、影響を受け合い、時には混ざり合う"といった事にこだわった作品群を展開していく。

  • 「Borderless World」の展示作品

「チームラボアスレチック 運動の森」は、"身体で世界を捉え、世界を立体的に考える"をコンセプトに、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」となっている。主な作品は、「光の立体ボルダリング」「ポヨンポヨン宇宙」など。

  • 「光の立体ボルダリング」

  • 「ポヨンポヨン宇宙」

「学ぶ!未来の遊園地」では、「お絵かき水族館」「すべって育てる! フルーツ畑」などを展示し、共同的な創造性に着目した空間となっている。

  • 「お絵かき水族館」

  • 「すべって育てる! フルーツ畑」

「ランプの森」は、たくさんのランプが設置された空間。空間でしばらくじっとしていると、その場から最も近いランプが強く輝き音色を響かせ、さらにそのランプの近くのランプが次々に反応していくといったアクションが楽しめる。

  • 「ランプの森」の様子

「EN Tea House」は、肥前でつくられた新しい茶「EN TEA」が注がれた茶器の中に花が生まれ、咲いていく作品を体験できる空間。「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」といった作品が楽しめるほか、お茶を飲むこともできる。

  • 「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」

同展の営業時間は11時~19時。土・日・祝日は10時から営業するほか金・土・祝前日は21時までとなる。最終入館は閉館の1時間前。

チケット料金は、一般/高・大学生が税込3,200円、4歳~中学生が税込1,000円。 発売は5月下旬~を予定しているとのこと。