俳優の矢本悠馬が、テレビ朝日系番組『運命のカウントダウン~ラストデイ~』(21日14:55~16:25 ※一部地域除く)で、ドキュメンタリー番組のナレーションに初挑戦する。
この番組はサンドウィッチマンと宇賀なつみアナウンサーがMCを務め、引退の日や閉店の日など、様々な運命が変わる"最後の日"=「ラストデイ」に密着したリアルドキュメント。引退した女子バスケットボールのパイオニア・大神雄子選手や、創立141年の小学校が閉校する日、大阪の有名洋食店が30年の歴史に幕を下ろす日などに密着する。
VTRのナレーションは、映画『ちはやふる』などに出演した矢本のほか、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』『わろてんか』に出演した大野拓朗、マネージャーをやりながら自身も俳優として活躍する中村無何有が、それぞれ担当。
矢本は、ドキュメンタリー番組のナレーションを初めて担当するにあたり、「声の仕事はずっと希望をしていたのでうれしかったです」と、喜びを語る。役者業とは異なる仕事に「自分がどこまでできているのか把握することもできないので、ずっと緊張していました」と本音ものぞかせた。また、番組の見どころについて「この番組を見て、優しさと優しさをぶつけ合う世界もあるんだなってことが伝われば良いです」とアピールしていた。
自身もバスケットボールをやってきたという大野は大神選手のナレーションを担当し、「大神選手の一ファンとしてナレーションができて光栄です」と喜びを語る。感情移入していまうのを抑えていたようで、「感情が入って変に抑揚がつかないようにするのが難しかったです」と苦労も。しかし「バスケやっていたから言葉は言いやすかったので、バスケをやっていて良かったと改めて思いました」と話した。
中村は「マネージャーとして来ていた現場でのオファーだったので、めちゃくちゃうれしかったですけど、実際に決まってからはプレッシャーがすごかったです」とコメント。「僕のナレーションが邪魔にならないことだけを祈ります」と、謙虚に話していた。