ディスコは4月16日、2019年卒業予定の学生を対象とした「キャリタス就活2019 就職希望企業ランキング」、及び「海外大生が選ぶ就職人気企業ランキング」を発表した。

国内学生人気1位は「JAL」

国内学生の就職希望企業ランキングで首位となったのは「日本航空(JAL)」。以下、2位「伊藤忠商事」、3位「全日本空輸(ANA)」、4位「三菱東京UFJ銀行」、5位「トヨタ自動車」と続いた。

航空業界からは日本航空が1位、全日本空輸も3位に入り、ディスコは「訪日外国人の増加による需要増で就職先としても人気が集まった格好」と分析している。

  • 左「キャリタス就活2019 就職希望企業ランキング」、右「海外大生が選ぶ就職人気企業ランキング」

海外の大学で学ぶ日本人留学生の人気企業ランキングで1位を獲得したのは「P&G」。以下、2位「三菱商事」、3位「グーグル」「Deloitte Touche Tohmatsu」、5位「PwC」と続いた。

1位のP&Gをはじめ、トップ10のうち8社を外資系企業が占めた。ディスコは「海外での生活で培った知識や経験、語学力を生かせる場として人気が高い」とみている。

学校群別にみると、国立7大学のランキングでは上位5社中3社を総合商社が占めた。早稲田・慶應義塾大学の集計でも総合商社が上位に並んだが、2位に東京海上日動火災がランクイン。立教、中央、法政大学の集計ではメガバンク3行が上位10社に入った。関西、関西学院、同志社、立命館大学の集計では三井住友銀行、サントリーグループ、村田製作所など、関西にゆかりを持つ企業が上位に入った。

「キャリタス就活2019 就職希望企業ランキング調査」の調査期間は2017年12月1日~2018年3月21日、有効回答は5,671人。「海外大生が選ぶ就職人気企業ランキング」の調査期間は2017年9月1日~10月31日、有効回答は894人。