京浜急行バスはこのほど、羽田空港および横浜駅に設置している自動券売機において、全国交通系ICカードによる乗車券の支払いおよびチャージの取り扱いを開始した。
同社では、2016年12月に訪日外国人の増加に伴う多言語機能などを強化した自動券売機を導入。2017年3月には同券売機におけるクレジットカード決済機能を搭載するなど、利用者の利便性向上のために様々な取り組みを行ってきた。
今回の羽田空港・横浜駅の自動券売機での交通系ICカードの取り扱い開始は、さらなるサービス向上を目的に実施するもの。画面で目的地を画面内で選択し、決済時に券売機のカード挿入口に手持ちの全国の交通系ICカードを入れると、乗車券分の運賃がICカード内の残高から引き出され、運賃支払いが完了する。
また、全国交通系ICカードへのチャージ取り扱いも開始。1,000円・2,000円・3,000円・4,000円・5,000円・1万円のいずれかの中から金額を指定し、現金にて全国交通系ICカードへチャージできる。
自動券売機は、羽田空港第1ターミナルに8台、羽田空港第2ターミナルに10台、羽田空港国際線ターミナルに6台、横浜駅東口バスターミナルに2台設置する。