スリーピースロックバンド・WANIMAが、俳優の東出昌大が主演を務める映画『OVER DRIVE』(6月1日公開)の主題歌を務めることが10日、明らかになった。

  • 映画『OVER DRIVE』ポスター(左から新田真剣佑、東出昌大、森川葵)

    映画『OVER DRIVE』ポスター(左から新田真剣佑、東出昌大、森川葵)

同作は、公道を全開走行で駆け抜ける自動車競技「ラリー」を題材に、若者たちの熱い愛と絆を描いたオリジナル作品。誇りと絆との間で揺れ動くメカニック・檜山篤洋(東出昌大)と、その弟である天才ドライバー・檜山直純(新田真剣佑)の物語となる。『海猿』『MOZU』『暗殺教室』などで知られる羽住英一郎監督がメガホンを取った。

2017年紅白歌合戦にも初出場を果たし、勢いに乗るWANIMAだが、映画主題歌は初。メンバー自ら映画本編を観て、オリジナル楽曲「Drive」を書き下ろした。過去への後悔、未来への不安に思い悩む日々から抜け出して、その先へ進もうとする姿を描いた力強い一曲で、このたび公開された予告映像にふんだんに使われている。

「完成前の本編を観させて頂き、キモチもカラダも熱くなったままメンバー3人でスタジオに直行し『Drive』を創り始めました」と振り返ったWANIMA。初の主題歌に「控えめに言って非常に嬉しく思います!!」と喜びを表し、「これからも諦めず決めつけず全力で限界突破しながら音楽を通じて応援していきます!!」と意気込んだ。

羽住監督も「登場人物それぞれが壁にぶつかりながらも自分の信じた道を進んで行く、この映画の熱いテーマを、この素晴らしい主題歌が観客達の心のど真ん中に届けてくれると信じています!」と感想を語った。

  • WANIMA

東出昌大コメント

爆音で流したスピーカーから、WANIMAが飛び出して来ました。ラリーのもつ疾走感、緊張感、悔しさ、逆境に立ち向かうたぎる情熱、全ての感情と価値を、この曲も代弁してくれた様に思います。撮影のあの熱い日々を思い出しました。映画と共に、劇場で鑑賞出来る日を、楽しみにしております。

新田真剣佑コメント

がむしゃらに夢に向かって走り続ける人、頑張っている人への最高の応援ソング。悩みやつらい過去を乗り越え、
一歩前に踏み出した先には、目指したゴールがある。理屈じゃなく、心にストレートに響く曲だと思います。