女優の小松菜奈と俳優の大泉洋がW主演を務める映画『恋は雨上がりのように』(2018年5月25日公開)の主題歌入り特報が4日、公開された。
同作は眉月じゅんによる人気同名コミックを実写化。「このマンガがすごい!」「マンガ大賞」「全国書店員が選んだおすすめコミック」など各賞にランクインしている。陸上の夢を怪我で断たれた女子高生のあきら(小松)が、冴えないファミレスの店長・近藤(大泉)の優しさに触れ、28歳差の片思いをする。2018年1月からはフジテレビの「ノイタミナ」枠ほかにてアニメ化もされる。
原作者の眉月が同作を執筆するにあたり着想を得て、「この漫画のテーマソング」と位置付けるロックバンド・神聖かまってちゃんの名曲「フロントメモリー」が、映画用にアレンジされて主題歌に。次世代の歌姫・鈴木瑛美子がカバー&アレンジするためにアーティストとして大抜擢された。さらに「18歳にして規格外の歌の上手さ」という鈴木を、音楽プロデューサーの亀田誠治がプロデュースする。
この新たな「フロントメモリー」に、眉月は「勝手に主人公のテーマソングとして原稿中よく聴いていて作中引用までしちゃった曲がまさかの映画主題歌に! 感謝感激です!」と喜ぶ。「鈴木さん×亀田さんによるアレンジも音と声がどんどん伸びていって、まるで青空へ駆け抜けていくような気分になりました」と語り、「原曲の神聖かまってちゃん・の子さんVer、川本真琴さんVerに続き、大好きな曲がもう!曲増えてとても嬉しいです」とコメントを寄せた。
特報では、17歳の女子高生・あきらが、45歳の店長に告白の返事を詰めより、その迫力に店長がうろたえる様や、台風の中店長がどこかに飛ばされてしまう様など、コミカルな場面も。繊細で美しい映像と共に、新たな世界観を表した。
小松菜奈コメント
この「フロントメモリー」が主題歌になるなんてとっても嬉しいです!
歌声が爽やかで力強く、疾走感がありながらテンポ良く進むリズムがこの映画にぴったりだなと思いました。何度も聴きたくなるような、この感じはなんだろと思うくらいリピートしちゃいます。
鈴木さんと恋雨のコラボレーションが映画館で響き渡るのが私自身とても楽しみです!
の子(神聖かまってちゃん)コメント
私、神聖かまってちゃんの、の子は今回主題歌と劇伴で参加させていただきました。
元々漫画の中でもフロントメモリーや23才の夏休みという曲などをシーンインさせていただいてました。そして、今回このように作品を共に作る事ができ大変感激しておりますし感謝しています。
映画はとても素晴らしい作品になっております。永井監督はまだ若いのに天才ですね。
大泉洋さんの演技もさる事ながら小松菜奈さんに至っては容姿まであきらそのままです。
眉月先生、作品で出会えた事、嬉しいです。
『巡り合わせ』はあるんでしょうね、ありがとうございます。
最後に映画『恋は雨上がりのように』みなさん劇場に足を運んでください。
そこにあなたが人生で足りなかった何かが、必ず待っています。