2017年度(17年4月3日~18年4月1日)の民放キー局視聴率争いが残り1週間を切った。テレビ朝日とTBSがゴールデンタイムで同率に並んでおり、デッドヒートを繰り広げている。

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    テレビ朝日(左)とTBS

3月25日までの時点で、トップ走るのは日本テレビ。ゴールデン(19~22時)12.4%、プライム(19~23時)12.0%、全日(6~24時)8.1%と独走状態で、17年度も"三冠王"は確実な情勢だ。

そんな中で、ゴールデンで熾烈な民放2位争いを繰り広げているのが、テレ朝とTBS。3月25日の時点で、9.9%の同率に並んでいる。

前年と比較すると、テレ朝は16年度で10.3%だったが、ここからダウンしている状況。一方のTBSは、9.8%から上昇している。

結果を決める最終週(3月26日~4月1日)は、両局とも人気番組を編成。テレ朝は『Qさま!!3時間スペシャル』(26日19:00~21:54)、『芸能人格付けチェック』(27日19:00~21:48)、『池上彰のニュースそうだったのか!!2時間スペシャル』(31日19:00~20:54)、『ビートたけしのスポーツ大将 4時間半スペシャル』(4月1日18:30~23:05)など、強力なラインナップを並べる。

TBSも『SASUKE2018』(26日19:00~20:54)、『池上彰と宇宙の旅2018』(28日20:0~22:00)、『中居正広のキンスマスペシャル』(30日20:54~23:09)、『オールスター感謝祭』(31日18:25~23:48)といった特番攻勢で2位浮上を目指す構えだ。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。