ロックミュージシャンの矢沢永吉が、テレビ朝日系ドラマ『BG~身辺警護人~』(毎週木曜21:00~)で、15日放送の最終話に出演することが13日、明らかになった。
木村拓哉演じる島崎章ら身辺警護課のボディーガードたちの活躍を描く同作。この最終話に、木村たっての希望で、矢沢が本人役で登場する。
そんな矢沢と木村の共演シーンは、早朝の東京・日本武道館で撮影を敢行。約600人のエキストラを動員して大規模なロケが行われたが、矢沢の登場は事前にエキストラにも知らされていなかったため、その姿が見えると大きな歓声が上がった。
木村は現場で矢沢を迎えると、ガッチリと握手。その後も時折り楽しそうに談笑する様子なども見られ、和やかな雰囲気で撮影が進んでいった。
木村は「最終回に出ていただくVIPはどなたに…という話をスタジオ横の控室でしていたとき、僕が『矢沢永吉さんにお願いできないか』と言ったんです。今回それを引き受けてくださった矢沢さんには、本当に感謝しています。アーティストの方が、ご自身の役そのままでドラマに出演される、って難しいことだと思うので…」と恐縮。
また、「矢沢さんにご出演いただき、撮影場所も日本武道館という最高のシチュエーション。何も知らされずに集まってくださっていたエキストラの方々も、矢沢さんの登場には思わず歓声を上げていたくらいでした。その"説明のいらない説得力"と現場の熱気がきっと画面からも伝わってくると思います」と見どころを語る。
さらに、「矢沢さんにご出演いただくシーンは、日ノ出警備保障の身辺警護課は着実に前に進んでいて、『今はこんな仕事をしているんですよ』ということを視聴者のみなさんにお届けする、びっくり箱のようなワンシーンになっているのではないでしょうか…」と予告。「ぜひ、楽しみにご覧ください!」と呼びかけている。